think Aloud ~ ひとりごと 2003 ~

何気につぶやきたくなったときに書き込んでみます。
時には愚痴になってしまうこともあるかもしれませんし、Tokyo Bay Sea BASS Fishing となんら関係ないことばかりかもしれません。
シーバス・フィッシングの息抜きに、暇つぶしに、と色々ご活用してみて下さい。
「おいおい」とか「違うだろ!」とか「そうだよね」などご意見、ご感想は軽い気持ちで、メールして下さい。

2003年12月28日(日)
No.0012 新車だけど...

 最近、新車を買いました。
新車なのに、こんなブルーな気持ちは始めてです。
結婚後はサーフ、スペースギアに次いで3台目の新車購入になりますが、
スペースギアがディーゼルだった為、あと1回しか車検を通せないので、下取価格が無くなる前の駆け込み購入でした。

サーフはV6、3000ccのガソリン車だった為燃費が気になり、ディーゼルのスペースギアにしました。
共に私の主導の下に選んできた為、さすがに今回は妻の主張に押されて車種選択の権限は妻の手に...
但し、4WDとナビ搭載の条件だけは呑んでもらいました。

私は、まだ乗っていたいけど、どうせ買い換えるならやっぱ4駆も棄てがたいからランクルかなぁ、
釣行時はランガンに便利な若干小さめで4駆より小回りの利くワゴンも良いなぁ、
ワーゲン、サーヴ、レガシーあたりかなぁ、などと勝手に企てておりました。

ところが、ところがっ!
様々な経緯はありましたが、フィールダーに落ち着いてしまいました。
妻はサッカー、野球観戦が大好きで、その影響かどうかは解りませんがよりによってフィールダーとは...

スペースギアは7年乗りましたが、近所の買い物と週末の釣行にしか使ってなかった為43000kmしか乗ってません。
フィールダーにするくらいなら、まだまだ乗っていたかったのですが、泣く泣く手放さざるを得ません。

次回は自分が選ぶゾ~ッ!

ディーゼルは、環境面から考えると理解できますが、突然一般乗用車までとは。
死活問題の運送屋さんも沢山ありますし。

お偉いさん方、庶民をなめんなヨッ!と、ここで言ってることしか出来ない自分が、なんだか...

2003年12月21日(日)
No.0011 安全装置

 私にしてみれば、かなり高価だったソ○ーのビデオ・デッキが故障しました。
どうにもこうにも電源が入りません。
近所の大きな山○電気に見てもらいましたが解らないとの事でした。
で、ソ○ーに修理を依頼したら、なんとやはり解らないということで、そのままの状態で戻ってきました。
ダメ元で中を開けてみたりしたのですが、まったくダメ。
保障期間は終了しているもの、まだ全然新しいのに諦めて処分しました。

 2~3日後、出てきた取扱説明書を処分しようと何気なく見ていると、症状からどう考えても安全装置が働いている為、電源が入らないことが判明しました。
その場合、解除すれば大丈夫との記述が...!

めちゃくちゃ悔しい!
ビデオの安全装置って何? 爆発すんの?
何の為の安全装置だか解りませんが小さな親切、大きなお世話な気がするのは素人だからでしょうか?

電気屋も気付かないし、作ってる○ニーにも解らないようなものって、必要なんでしょうか?

2003年12月14日(日)
No.0010 日経新聞

 日経新聞社との付合いは長く、20代前半からお世話になってます。
その間に記事の内容も書き方も微妙に変化してきて、最近は事実をそのまま伝えているだけで記者の熱い思いを感じることが出来ません。(私が熱く無いせいかも?)
 ある方とその話をしていると、逆に柔らかくなって普通の新聞みたいで読みやすくなった、と言っておりました。
なるほど色々な受け取り方があるものだ、と感心しましたが、それが日経新聞の目指す方向なのかも知れません。

 漫画ばかり読んでいたホソカワくんが日経新聞を読んで主任になって元カノの職場に現れるTVコマーシャル(合ってるでしょうか?)は若い方を意識しているように思えますし、11/23(日)の朝刊には小さい枠ですが、日経新聞社がFIFAと「オフィシャルメディアサポーター」契約を結んだ旨のお知らせが載っていました。2006年は日経新聞社の創刊130周年を迎えるので、その記念事業の一環だそうで、2006年ドイツで行われるワールドカップとFIFA主催の各大会の国内支援活動を行うものでFIFAが始めて設けるカテゴリーだそうです。
 また、日経新聞社は今年千葉に印刷局を開局したそうで、あるときわざわざ挨拶に来られて記念品を頂きました。
「日経新聞~開局記念」と缶に印刷されたビールでしたが、私の感覚では日経新聞社がわざわざ一購読者に記念品を届けるなど考えられませんし、ましてビールとはまったく結びつきませんでした。
そちらの方向に力を入れなくても、日経新聞社程であれば路線を維持していくことで黙っていてもお客が着いて来ると思っておりました。
 色々考えてみると、日経さんは違うところで熱くなっていたんだ、と改めて感心してしまいました。

 読めば主任に昇格...と、したら購読暦の長い私はもっと出世してもおかしくないのに!

2003年12月7日(日)
No.0009 具?

 最近の回転寿司は美味い!
我が家では息子の我侭で、すっかり普通のすし屋は行かなくなってしまいました。
一生懸命「おじさんにお願いして回ってもらうから...」と説得しても
「おじさんじゃなくてお皿が回ってないと、イヤダ~ッ」と言って聞いてくれませんでした。
 最近は回転寿司にもすっかり慣れてしまい、普通のすし屋へはほとんど行かなくなってしまいましたが、
1皿数百円の回転寿司も美味いのですが、1皿オール100円の回転寿司でも割り切れば結構美味いと思うようになりました。
 反面、普通のすし屋も企業(?)努力して安くなってきてますから、回転寿司か普通のすし屋か値段ではなく気分で決められるようになって良い時代になったものです。

 ある日、家族で回転寿司へ行ったときのこと...
息子:「シャリって知ってる?」(私と妻に)
私:「知ってるよ。」(冷静に)
妻:「昔、すし屋でバイトしてたんだからネ!」(偉そうに)
    :
    :
妻:(回ってきたウニを指差して)
  「さっき食べたウニなによ、あれくらい具乗っけてほしいわよねぇ~。」
私:「すし屋でバイトの経験を豪語する割りに具?」(“ねた”でしょ!)
妻:「...」(何故か、誇らしげに無言)

言われてみれば、回転寿司の場合は、“ねた”と言うより“具”のほうがシックリくるかも...
などと思ってしまいました、回転寿司のおかげで寿司が身近になったせいでしょうか。

2003年11月30日(日)
No.0008 釣り人の忘れ物

最近当サイトの掲示板で知合った中野のシゲさんが張ってくれたリンク先のサイトにある文書を読みました。

 浜名湖キビレ情報>シーバスレポート>シーバスレポート7 江戸前シーバス孝
 (浜名湖キビレ情報Topはこちら
 ※中野のシゲさんが東京湾の情報を発信しております。

読んだ直後に、何故か当サイト(Tokyo Bay Sea BASS Fishing)のSeaBASSLifeの「はじめに」を読み返したくなりました。
 読み返していると、色々なものが込み上げてきて涙が止まらなくなってしまい、一人でベランダに出て久しぶりに泣いてしまいました。
この「はじめに」は幼い頃から慣れ親しんだ東京湾やそこに住む魚達に対する数々の思いを、なるべく短い言葉で表したくて苦労した記憶はまだ新しく、昨日のように覚えています。
釣を楽しむ上であまり硬いことを並べても、訪れてくれた方に不快な思いをさせてしまうでしょうし、釣とは関係の無い方向へ行ってしまいそうだった為、魚への労わりに留めておくことに致しました。
 私の考えるキャッチ&リリースは、100%リリースでは有りません。私は食べたいときにはキープします。ただ必要以上の魚はリリースするべきと考えているだけです。それが外道であっても相手をしてくれた以上感謝の気持ちを込めてリリースするべきと考えています。
食べる分のキープは賛成です。むしろ大いに推奨したいくらいです。
何故なら主観(....)ではありますが食べる為に釣をする人のほうが、自ら口にするだけに釣り場の環境に対して切実に考えている人が多い様な気がするからです。
(純粋にゲームフィッシングを楽しんでいる方々にも真剣に考えておられる人は沢山存じておりますし、繰り返しますが、あくまでも主観(....)です。)

 私は生まれた時から東京で育ち、結婚後も新居は千葉の海沿いで東京湾の釣と切り離した生活は考えられません。幼い頃から釣を通して東京湾の移り変わりを見てきました。野鳥を観測している方、漁業を営んでおられる方等趣味か仕事かは別にして、変わってゆく東京湾を肌で感じている方は大勢いらっしゃると思います。そして釣った魚を安心して子供達に食べさせることが出来る東京湾を取り戻したいと誰しも思い、感じていることと思います。
 正直にお話ししますと、私はその為に自分に出来ることを考えた時点で止まってしまい、他人任せに考えて自分をごまかしてしおりました。家庭も有るし、何か運動を起こすにもパワーが必要だし自分の中では現実的なことが思いつきませんでした。
そこで出来ることから始めたのが、釣り場にある一握りのゴミの持ち帰りです。コンビニの袋、ルアーや仕掛けの空箱や空袋、たとえペットボトルのキャップ1個でもその時目に付いた他人のゴミをほんの少し持ち帰るようにしました。何と言ってもダントツで目立つのはラインです。
 たとえほんの少しとは言え他人のゴミを持ち帰るなどとても人に強要出来るものでもありませんし、趣味の釣が重たいものになってしまう場合もありますから黙って実践しております。

 でも、どう考えてもおかしいのは釣り場に自分の出したゴミを残して行く行為です。これは釣以前の問題ですし、絶対にしてはならない行為です。
そして、自分の出したゴミの持ち帰りは各自が自覚して実践しなければいけない事、常識的なことであることは確かです。
これを聞いて言い訳する人は釣り以前に人として1から考え方を変えるべきだと思います。
今自分に出来ること、では無く自分がしなければいけない当り前のことは最低限実践(....................)する、これだけはすべての人が守るべきです。
「みんなで一握りのゴミを持ち帰りましょう。」などと声を上げる気は有りませんが、自ら出したゴミを必ず持ち帰るのは簡単なこと、というよりも当り前(..............................................)にしなければいけないことだと自覚するべきです。

 うっかり風でゴミを飛ばしてしまったことは誰しも有ると思います。私にもコンビニ袋などを飛ばしてしまった経験は有りますし、「うっかりなんて許せない、自分の不注意だし飛び込んででも回収するべき」などとまったく言うつもりはありません。風でどこまでも飛ばされてそのうち海に落ちるコンビニ袋や何かの行事で飛ばしてしぼんでしまい海に落ちるゴム風船などをウミガメのような生物がクラゲと間違えて食べてしまい、やがて死んでゆく事実を知り、ゴミを出したことによる影響を理解していれば、「うっかり」の後に感じるもの(................)があるはずです。
 ですから、私のように何も出来ない素人が上述のようにゴミを置いて行くことを闇雲に非難することよりも、きちんと影響調査をしている専門家の方々の調査結果を受けて“皆が感じることが出来るように訴える”こと、“感じることの大切さを訴える”ことが重要だと考えてます。
では、誰が訴えるの?...ここまで言っておきながら無責任ですが、調査をしていることはメディアを通じて知っていても、結果がどのように活用されているか詳細は解りません。

 という訳で他人任せになってしまい何も出来ない私がせめて今すぐ行動に移せることは、ほんの少しだけゴミを持ち帰ってくることなんです。

 釣り人のゴミをなくさない限り、東京湾の環境に対する釣り人の意見は説得力をまったく持たないものになってしまいますし、日々増えている立入り禁止区域がますます増えて、釣り場を失うことになってしまいます。
 良くないお土産を置いて行かないようにすれば、安心できるお土産を持ち帰ることが出来る日が来ると信じています。

  

以下は、中野のシゲさんに上記のリンクの許可お願いをしたときのお返事です。
ご本人に許可を頂いて、私が手を加えることなくそのまま掲載させていただきました。
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件名: Re: 突然申し訳有りません。

どうも。××です

ちょっとヘビーなお話ですが、相田さんの気持ちの半分も理解できているアングラーが増えるといいと思います。
僕も実際うんざりしています。

サバンナに住む野生動物の話ですが、親が死んでも揺り起こそうと必死なサルの映像を見たことがあります。
僕ら東京のアングラーはみなあのサルのようなものではないでしょうか?
瀕死の母親(河川)、ハエがたかれば追い払う(ビニール袋が釣れれば必死で回収する)。
いつまでも生き返ると信じて立去ろうとはしないのです。

一人が一つ持ち帰って正しい処分を心がければ東京、いや世界はもっと美しく住みやすくなるでしょうね。

先日、TVでミワ・アキヒロさん(漢字がわからない)が言ってましたが、今の日本は歌舞伎町だ・・・・と。
金と物欲と下半身の国、日本。
金を稼ぎ出す為のマニュアルしか教えてくれない学校は、生徒を食い物にして猥褻な写真を撮る教師で溢れ、ハードディスクで記録してDVDで保存する。
そもそも物とは便利を生み出す訳ですが、大切に使われてこそ製造者の汗も報われるものです。
問題は一人一人がどう生きるか・・・ってことでしょう。深い知識と心が必要なのです。

我々の文化は何処に行ってしまったのでしょう?
釣りを生活文化と見立てて僕は浜名湖を愛しています。
東京湾を愛しているのと同様に。いや、もしかしたら東京が失った物をたくさん持っている浜名湖に無い物ねだりの根性で、横恋慕しているのかもしれません。

映画のワンシーンを想像して下さい。
シーバスレポートの「1・出会い」では、自然に東京からの旅行者と素晴らしい自然とそこに暮らす人々との出会いを表現したものです。
水郷北浦の水路のような水路をシーバス狙いの和船で漕ぎ出す引き波はあくまで静かに消え、沈む夕日がこれから始まるシーバスとのドラマを演出して・・・・・
江戸前・・では行過ぎるリリース論者や、身勝手に批判を繰り返す連中に、ちょっとした嫌味をこめて言いたい放題に書かせてもらいました。


僕は浜名湖に何かを見出しています。求め訴えても何も変わらないことは解っているのですが、このままでは必ず滅んでゆく自然の姿を少しでも心に残したいし、そのシーンに溶け込んでいたい・・・・
知らなければ来世、生まれ変わっても復元も出来ないでしょうし。

僕は釣りの世界では強要や押し付けもしません。
優劣でのみ、楽しめる世界だとも思っていません。
損得の勘定だけで判断することもしません。
人より釣れる事、それが楽しいならそれもいいんです。
ただ、人間である以上、お互いの生活を守らなくちゃいけない。
ゴミはゴミとして処分しなければ必ず人々の食卓にそのゴミが並ぶときが来る。東京都の処分場のリミットがあと数年なのはご存知でしょうか?

相田さんがHPを立ち上げてくれてよかった・・・・
GOOBERのリンクが無ければ知れなかった・・・・
荻野さん、しげさんに感謝!!が今の気持ちです。

リンクの件、管理人(店主)に話しておきます。
必ず快く承諾してくれますので。

PS:管釣り、捨てラインでこけそうになりますが、ご一緒しましょうね!
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2003年11月23日(日)
No.0007 ラパラは何故釣れるのか?

“俺のルアー”というものを何方もお持ちだと思います。
使い方を熟知している訳ではありませんが、思い入れだけは人に負けない自信のあるルアーが私にもあります。

 釣りをしていて「ラパラは何故釣れるのか?」、「それは愚問]、「事実が物語っている」などと自問自答しているときがありますが、最終的にはいつも「歴史の長さがすべての答え」と言ったところに落ち着きます。
その繰り返しなのに、ある時また真剣に考えてしまいます。
どんなことを考えて「歴史の長さ..」に落ち着くのか、その一部をご紹介します。

 ある日、ラパラのプリティ戸田さんと会話していると
「ラパラ以外のルアーは捨てなさい、今度タックルボックスの中確認するわヨ!他のルアー見つけたら捨てちゃうからネ。ミシ、ミシ...」
などと言われ、「解りました。」と答えると
「嘘ついてもダメよ、今は遠くに住んでるけど、稲毛周辺はアタシの弟子がいっぱいいるんだから。あんたなんか直ぐに見つけ出してタックルボックス確認しちゃうわよ、ミシ、ミシ...」
でも、冗談(半分以上本気でしょうが)とは言え、突然捨てろと言われれば内心「えっ!」などと反射的にほんの一瞬思ってしまうのが普通だとおもいます。
しかし、何故か何も感じませんでした。本能が「ラパラだけで、へっちゃらさ!」とでも言ってるのでしょうか。
このようにラパラに対して体が覚えてしまうほどの実釣体験から絶大な信頼を置いている方は、私のほかにもたくさんいらっしゃるはずです。

 また逆に、「ラパラ、ボーマー、コットンなどのオールドルアーは好きじゃない」と仰る方もおられるようですが、それも理解できます。
確かにラパラの外観はいたってシンプルだし、ひいき目に見ても決して今風ではありません。
対して、最近のルアーは非常にリアルに出来ています。
十数年お付き合いしている釣具店の店長がたまに「これシーバス釣れないけど、人は良く釣れますよ。」などと言ってることがあります。
確かに最近のルアーは非常にリアルな外観をしていて魚も簡単にだまされ即釣れてしまいそうに見えますし、使うのがもったいないくらい良く出来たものが多く、つい買って帰り、ニンマリしながら眺めてるだけで晩酌の肴には十分過ぎるくらい満足出来てしまいます。
ですから、私のタックル・ボックスには釣れたことの無いルアーが少しづつ増えていってしまいます。
各メーカー共厳しい実釣テストの後に製品化したものでしょうし釣れないはずは無いので、正確には使わないから釣れたことが無いだけですが、テスターの方の想定通りに使えばどのルアーも釣れるはずだと思っています。
 しかし、ラパラの場合は確かに最近のルアーにはリアリティで負けているかもしれませんが、ハード・ルアーというジャンルの中にヴァイブレーション、シンキング、フローティングなどと並んで「ラパラ」というカテゴリが有ってもまったく違和感が無いくらい市民権を得ているルアーであるのも事実ではないでしょうか。(例えが変ですね。)
 それに何と言っても、自宅の在庫を切らせてしまっても慌てたことは有りません。釣行途中に点在する24時間営業の釣具屋を何件かあたれば、ほぼ確実にその日欲しいカラーが入手出来るのです。

 一般的なルアーのカラーにはリアルなナチュラル系カラーと、レッドヘッドやチャートのように魚には有り得ないカラーがありますが、
たとえばナチュラル系の代表である鰯カラーも色々なメーカーのルアーを比べてみると様々な鰯カラーが揃ってます。
余談ですが漁師さんに青くきらびやかな鰯カラーを見せたときに「鰯はこんな青い訳ねぇー、黒っぽいぞ。」と言っていました。
 ラパラには最近のルアーのように触手をそそるほどリアルなカラーは有りませんが、RT(虹鱒)、MU(ボラ)、B(?)、GFR(オレンジ)、SFC(黄)、CG(コンスタンギーゴ)は私の釣行では外せないカラーです。
夜はCG、SFC、GFR、Bを良く使います。昼はMU、RT、B、GFRの出番が多く、特にボラの群れに付いているシーバス狙いでは、群れの下にMUを通すと一発といった経験は少なくありません。
カラーに関しても、ラパラのカラーで不足と感じたことは有りません。

 それから動きですが、ラパラの水への馴染みは素晴らしいと思います。
思い通りに動いてくれますし、操作性も抜群です。
そして、あのプルプル動くウォブリングがフィッシュ・イーターにはたまらないのでしょう。
特にCD-5、7は強烈にアピールしてくれます。CD-9、11になると若干おとなしくなりますが、潜行深度が深くなる分魚に対しよりダイレクトにアピールできるせいか、やはり良く釣れて結局どのサイズも頑張ってくれました。ちなみにある漁師さんは「ラパラの泳ぎは小魚と同じだ」と言っておりました。
かと思えば、リップを削った動きのおとなしいCDは渋いときの特効薬になったりします。
障害物にぶつかってリップを破損してしまうと、もったいないので折れたリップを綺麗に削ってリップレスCDとして使い出したのがはじめでした。
私ごときが思うことは皆さんも同様に思っているということなのでしょう、その後CDLというCDのリップレス版が発売されて意外と人気だったことが証明してます。

 最後に、飛距離ですが
重心移動は画期的でしたが、最近は固定重心であってもビックリするほど良く飛ぶルアーが有ります。
おかげで、それまで攻略不可能だった場所まで攻めることが出来るようになり、釣の幅が広がったのは事実です。
「ラパラは飛ばない」と言っていた方がおりましたが、確かにフローティングは飛びません。
しかし、CDに関してはそれほど感じたことは有りません。(ちなみにCD-9は14gです。)
「あそこにCDを投げたいけど届かない、あと少しだけ飛んでくれたら...」と思うこともありますが他のルアーでも同じことを思います。
 どんなことでも人間には“欲”が有る以上、欲求が満たされるとさらに上を望むものだと思うので、あるところまで届けば次にはもう少しだけ飛ばしたい、と思うのは当たり前ですし、終わりは無いと思います。そこで、キャストのあり方を考えたり工夫しているうちに更に飛ぶルアーが開発されるということの繰り返しになるのでしょう。
 「もう少し」という欲求は「あと1匹だけ釣りたい」、「もう少し腕を上げたい」など違う場面で考えれば、向上心とも受け取れてモチベーションに繋がる大切な要素でもありす。
小遣いもいくらもらっても、あとほんのちょびっと足りません。
1万円もらってもちょっとだけ足りませんし、10万円もらってもちょっとだけ足りません。
有り得ませんが100万円もらってもちょっとだけ足りないんでしょうね、きっと。
妻も私の給与に対し結婚してからずっと同じことを言ってます。後ちょっと足りないと。

 結局カラーのバリエーション、動き、飛距離のどれを取っても高性能な最近のルアーを持ってすれば、使い方を理解しているアングラーに攻められたシーバスはイチコロでしょう。
とは言っても、他のルアーにはまったく反応ないのに、ラパラだけには反応が有る、といったことは本当に良く有りますし、誰でも使える癖の無いルアーだと思います。
(ある特定のルアーにしか反応無い、ということはラパラ以外にも有りますが私の場合使用頻度のせいかラパラが俗いです。)

 1936年以来今だに健在→激戦の今、扱っていない釣具店を探すほうが大変→使用者が多い→釣れているから

「何故?」の直接的な回答ではありませんし、無理やりという感じもしないでも有りませんが、
「70年近い間、店頭から姿を消すことなく現代に伝えられている事実=釣れるから」と落ち着いてしまうわけです。

念の為ですが、私はラパラジャパンと関係有りませんし、会社の宣伝をするつもりもありません。
ラパラというルアーが好きなだけです。
(プリティさん、悪く取らないで下さいね。)

2003年11月16日(日)
No.0006 ギャグ

 先日、小学生の息子が突然老人ホームへ行くと言い出しました。
学校で担任の先生から福祉について話を聞いたらしく、すっかりその気になって、おじいちゃん、おばあちゃん達が喜ぶことをしに行くと、はりきっておりました。
頭は今一だし、足が早いこと位しか取柄の無い息子が何をやらかすのか...
でも野球、水泳を習っているせいか、私に似たのか(?)スポーツはそこそこかもなぁ、人様の前で披露出来る芸ってなんかあったっけ...などと色々思いながら
「で、なにをしてあげるの?」と聞くと、「漫才」...だそうです。
“喜ぶ”の意味を取り違えているような気もしましたが、まあ今の自分が無理しない程度に出来ることを考えれば良いと思うので、黙って聞いておりました。
台本は息子が書き、仲の良い4人で乗り込んで行くそうです。

 あるとき息子が寝ている時間に帰宅すると、「どうだっ!」と言わんばかりに私の机の上に台本が置いてありました。
読んでみると、日ごろ私が口走っているくだらないギャグも点在しており、息子のオリジナル部分にも私のセンスが見え隠れしているではありませんか。
急に心配になってきました。
しかも、息子は見事に後ろに回り、ボケに徹しています。

 息子の初めてのギャグはいまだに忘れられません。
 鼻をたらしている当時3歳の息子に、「お鼻、チンしておいで」と言うと、一生懸命テーブルの椅子をズルズルと運び始めました。
?...何をしたいのか観察していると、レンジ台の下まで運んで行き、椅子によじ登って電子レンジの扉を開けると中に頭を突っ込んでいるでは有りませんか!
まさか3歳で...と言う迷いもあり、その意味を理解するのに0.7秒ほど掛かってしまいました。
0.8秒後には妻と2人で顔を見合わせ爆笑してました。
突っ込みを入れないといつまでも頭を出さない雰囲気だったので「違うだろっ!」と突っ込んでやると、「そっか」といって、また一生懸命椅子を運びテーブルに戻しました。
 今思えば、その時親に大受けしたことから始まっているような気がします。
味をしめたのか、その後もくだらないことを連発するようになってしまい、幼稚園に入園後は「足の速い、変なこと言うお友達」などと親に紹介している子供が沢山いて、私は「お父さんですか、息子さんのお話いつも子供から聞いてます」と色々な方にご挨拶されて、ダメ押しが「キャーッ!お父さんですか~」などと先生にまで面白がられる始末。
 この子のお父さんてどんな奴だろうと、明らかに興味本位で近づいてくる下心見え見えの保護者の方がそこそこおりまして、息子は見事に私を有名人にしてくれました。

 思い起こせば、それ以来人様に笑われることだけはするな、と言い聞かせてきたつもりですが、とうとう舞台に立ってしまうとは...ちょっと複雑です。

 まあ、内容はお年寄りに受けるかどうか疑問ですが、台本には消しゴムで何度も消しては書き直している後が見受けられ、それなりに一生懸命さを物語っていたので、ちょっと感動してしまいました。

本人の後日談によると大盛況に終わったそうです。
野球もそれくらい一生懸命だと良いのですが...

そんな息子でも期待してしまう大バカ者なのが「親」ダッ、と私の両親がため息交じりで言ってました。

2003年11月9日(日)
No.0005 さすがベンツ

 先日、有明に向かう途中のこと
真っ暗な車内に四角く光るディスプレイのようなものが、3つ並んで見えるベンツが右前方を走ってました。
さして気にもしてませんでしたが、信号で近づいたときのこと、なにっ!
フロントにはナビのディスプレイがごく普通に置いてあります。
後部座席の人のためか、そのナビのディスプレイに映っている画像と同じものが、2つのフロントシートのヘッドレストの辺りのディスプレイに映っているではありませんか。
そこまではなんとなく理解できますが、さらにバックミラーの上にもう1つありました。
後ろから見えた3つのディスプレイの内、真ん中に見えたのはこの位置のものでした。
これは私のような凡人にはちょっと理解不能でした。
4台すべて連動していて、まったく同じ画像が映っています。
さすが、ベンツ、やることも考えることも違います。
ちなみに、同乗者はいませんでした。

2003年11月6日(木)
No.0004 なるほど!

 ある日、息子さんが国語のテストで△をもらったといって悩んでいた会社の先輩がおりました。
その問題とは

 ・文
   ある動物の子供が「...ぼくは人間の子供になりたい...」
 ・問題
   「動物の子供は、何になりたかったか?」
 ・回答
   「人間」 → △

 正しい気もするが、正しくない気もする、だから△なのだろうか、国語で△の明確な基準てなんだろう?と悩んでいたのです。
 またそれとは別に、最近の学校教育は○か×だと思っていたようで、あいまいな回答に対し△をもらえたことに、いたく感動しておりました。
 確かに、国語の問題に対する解答は算数のように明確なものが無い為、学校の先生も採点に苦労されていることでしょう。
何人かで悩みましたが、結局明確な答えが見つからなかったので、帰宅後過去に教育関連の仕事をしていた妻に聞いてみることにしました。
 帰宅すると早速妻に問題を話し、△は正しいか聞くと「もちろん△よ!」と即答されました。
何故かと言うと、「正しいけど言葉足らずだから」だそうです。
あまりにもあっさり答えられてしまい、昼みんなで悩んだのは何だったのだろうと拍子抜けしてしまいました。
 私はその時「正しいけど言葉足らず」の一言に一発で納得してしまい、いたく感心してしまいましたが、翌日会社でそのことを話すとやはり皆さん感心しながら納得してました。
 あいまいで色々受取れることに対する簡単明瞭で、納得できてしまう一言って捜せばあるもんなんですね。

2003年10月25日(土)
No.0003 白い巨塔といえば...

 最近妻が、フジテレビ系の「白い巨塔」というドラマに夢中です。
初回視聴率が22・8%(ビデオリサーチ関東地区調べ)だったそうで、平成4年「愛という名のもとに」の23・1%に次ぐ記録だそうです。
 「白い巨塔」といえば、私が子供の頃両親もやはり夢中で見ていた記憶があります。
たしか2人共本まで読んでいたようです。そして2人で熱く語りあっていたような気がしますが、何をそんなに熱く語っていたのか子供ながら気になって、なんとなく頭に残っておりました。
 そして今私も時間が有れば妻と一緒に見ていますが、あの頃両親はどの辺りを熱く語っていたのか気にしながら見ています。

 このドラマを見ていると、もう一つ思い出すことがあります。
家族ぐるみでお付き合いしていたお宅が地元(北区)で開業医をしておりまして、事有るごとにお世話になっておりました。
私の子供の頃は意外と病弱で、よくそのおじさんにお世話になっており、自分の息子のように心配してくれて熱心に診察してくれました。
病気以外の思い出といえば、私がゴルフを始めて間もない頃、あるコースで100mm手前から入ってしまった事があり興奮して帰ってきました。
帰りにそのお宅へ寄り、そのことを庭先からおばさんに大声で報告していると、仕事中のおじさんが診察室の窓をガラッと全開にして「やったなぁ、気分はホールインワンだな。」と診察中にもかかわらず一緒に喜んでくれました。
 そして私が20代半ばの頃、原因不明の発熱が1週間続いて苦しんでいたことがあり、毎日おじさんのところへ通っていると大きな病気のようだからといって、帝京病院へ連絡してくれて即入院しました。おじさんは東大出身なので何か有ると、東大時代の先輩、後輩が多い帝京病院へ直ぐに連絡してくれます。医学会のことは良くわかりませんが、どうやら医学博士でもあるおじさんは権威のある方だったようです。
今では、おじさんは亡くなってしまい私の幼馴染にあたる息子が後を継いでいます。
 そのときの私の病気は心膜炎といって、心臓の周囲に膿がたまってしまう病気でした。入院後は安○教授(その後有名になってしまいましたが。)がたまに診に来てくれました。おじさんは安○教授の後輩にあたるそうです。そして、安○教授は私を直接担当してくれてる医師に色々指示をしていました。
 あるとき、安○教授と担当医が2人で私のところへやってきて、なにかを話し始めると、言い争いが始まりました。
そして、安○教授が「君は痛いけど直ぐ直るのと、時間は掛かるが痛くないのとどちらが良いか。多少痛くても直ぐ直るほうが良いだろ!」と怒ったように私に言いました。2人が揉めているということは相当痛いのだろうと思い「痛くないほうが良いです。」と答えると、安○教授はムッとしてそそくさと出て行ってしまいました。
 結局1ヶ月入院するハメになってしまいましたが、薬でゆっくり治療しながら無事完治して退院できました。
安○教授の「痛いけど直ぐ直す治療」とは背中から心臓に針を刺し、膿を吸い出す治療だそうで、場所的に麻酔を掛ける訳には行かず相当な激痛に絶えなければいけないそうです。担当医は長くても1ヶ月で完治するんだし、あんな激痛に耐えてまで直ぐ直す必要が有るのか疑問だったそうです。ちなみに膿を出す場合は完治に1~2週間掛かり、それも個人差があるので保証出来るものでは無いそうです。
 担当医は確か当時の私より1つ位年下でした。その若さで教授を相手に堂々と自分の考えを主張できる、口論出来る程患者の立場で考えてくれる医者が今の世の中どれほどいるか。教授相手に激論している姿にとても感動しました。しかも、患者(私)は関わりの大小はともかく教授の関係者です。この担当医の毅然とした姿勢は賞賛に値します。

2003年10月19日(日)
No.0002 秋なのに...

 昨年の釣行日誌を見て見ると、コンスタントに良い思いしてたのは10月下旬から11月いっぱいのようでした。
それまではやはり、青潮、赤潮&別の悩みで苦しんでいたようです。
今日、行きたかったなぁ、いよいよかな...

2003年10月18日(土)
No.0001 ひとりごと です

 今日は、風邪気味のため釣は断念しました。
元気であれば、先週利根川情報を聞いたので今週末は利根川に行ってランカーを狙ってみる予定でした。
残念です。
明日は(今日かな?)体調よければ近場の慣れたポイントでおとなしくセイゴ、フッコと遊ぼうと思ってます。