今更ジャグを新調することになるとは

長年使ってたジャグの上側の取手が破損（涙十分元はとったと思う。
しかし、もはやファミキャンの頃からキャンプではジャグを使うパターンが定着してるので、いく場所によっては無いと面倒で辛い。
　
そこで修復を試みたが、うまくいかない。
樹脂の板を取手の幅に切ってボンドで固めてみようとしても何故だか接着されない。
家にあるいくつかあるボンドを全て試してみたが無駄だったので、諦めた。
　
実はその壊れたジャグにはずっと我慢してたところがあった。
それは蛇口。
水を出す際は蛇口を押し続ける必要があるため片手が塞がるので、洗うにしても何にしてももう片方の手だけでやらなければならない。
コレがまたものすごいストレスだったが、我ながらよく２０数年我慢出来たもんだ。
などと文句を言いつつも長い付き合いなので、それなりに思い出はあるが故に残念な面もある。
負荷をかけたわけでもなく倒れた拍子に裂けたので、経年劣化だと思えば諦めもつくが。
キャンプ中ではなかったのがせめてもの救いだった。
　
年齢を考えたらキャンプはもうそれほど長いこと続けられないだろうからこの先スタイルを変えてジャグは諦めようとも思ったが、慣れてしまうとジャグの無いキャンプは少々不便そうだ。
仕方ないので新しいジャグを探すことにした。
　
長い間ありがとう！！
　
さて、いざ探してみるとさすがに水が出てる状態で蛇口を固定できるものはそれ程多くは無かった。
仮に家から水を入れていこうと思ったら、ブッシュしてる間しか出ない構造の方が安全なのでわかる気はする。
振動などで緩んでしまって車内で水が漏れたら目も当てられないしな。
そこは自己責任のもと気を付けるとして、
蛇口は水が出てる状態で固定出来てクーラー機能のあるものの中から探して、最終的にステンレス製のミンテージとロトモールド（一体成型）で保冷力抜群のｓｏｔｏｌａｂｏ（ソトラボ）に絞った。
結果、ｓｏｔｏｌａｂｏに決定！３ガロンなので１１リットルちょい。
ちなみにミンテージだったらコレだったかな。ステンレスの銀ピカがなかなか良かったが、キズが目立つだろうしぶつけたらボディも心も凹むだろうからやめた。
まぁ考えようによってはそうなったらそうなったで味なんだろうけど。
　
ｓｏｔｏｌａｂｏとは２０１３年に立ち上げられたガレージブランドで、このジャグはアイスランドクーラーボックスを作っているＤｅｅｌｉｇｈｔ（ディーライト）に別注したもの。
最長３日間氷が残るほどの保冷力とのこと。
　
実はそのＤｅｅｌｉｇｈｔのジャグ（アイスバスケット）も気になったがやめた。
理由は形状が丸いから。
その他にもｓｏｔｏｌａｂｏのジャグに付属してるようなバスケットやドリンクホルダーが付属してないところや蛇口が固定出来ないところ。
蛇口は別途オプションを購入して交換すれば問題無いけど、手間だし更にお金が掛かるのでそこまでしても欲しいかと言うと、そうでも無かった。　
さて、ジャグはポチった翌々日に届いた。大きさでは１０リットルと２０リットルのクーラーボックスと比較しても負けて無い。
ソロでは明らかにデカい。
大きさ、重量共にイメージ通りではあったが、それにしても重たい。
ロトモールドなので覚悟はしてたが、とにかく重たい。
コレに水が入ったら今の自分の状態では運ぶのがかなり大変そう、いや運んじゃダメかな。
だけど重たい分丈夫で対荷重は１００キロあり乗っても座っても問題ないし、上には「是非スツールとして使って下さい！」と言わんばかりにクッション製のあるシートが貼られている。
いちばん気になってた蛇口は水を出した状態で固定できるしステンレス製でデザインも質感もイイ感じ。
２０数年ぶりに新しくしたが、たかがジャグなのにその進化っぷりには驚いた。
なんだかんだ言いつつも十分満足出来たし良い買い物が出来たかな。
大切に使おう。
　
ちなみにクーラー機能が無いジャグであれば軽いけど、本体は汗をかくのでイヤ。
それが理由で特に水を冷やしたいとは思って無い。
そんな訳で保冷力は求めてないけど付属のバスケットにビールと保冷剤を入れて、食材は別のクーラーボックスに入れるなど使い分けると便利そうだな。３５０ｍｌ缶だと２本しか入らないけど。
　
まさかここに来てジャグを新調することになるとは思ってもいなかった。
だけどこれはこれでとても楽しみだ。
ただそんな事があるかどうかはわからないけど、くれぐれも家から水を入れた状態で持って行く場合には、何かに触れるなどして蛇口が車内で開かないように注意せねば。
　
Ｄｒ.ストップだの緊急事態宣言だのと全く行けてないのに日々道具は増える（汗
なんだかなぁ。。。