十徳ナイフの正しい楽しみ方
そもそも十徳ナイフなんかを表立ったタイトルにするに至ったきっかけはこの日記。
この日記を書くまでは自分のためのブログとはいえ公にしてることだし客観的に見たら「危ない奴」っぽく見えそうで、そんなことを人目に晒している日記で書こうなんてことは思いもしなかった。
でも上の日記を書き終わってみたら、もっとラフに軽い気持ちで書いてもイイのかなって気になって書いた日記が「十徳ナイフ物語」。
軽い気持ちってのはあくまで日記に対して。
ナイフに関して軽い気持ちでいたら今の時代はNG。
銃刀法には触れないまでも軽犯罪法には触れたことになってしまう場合もあるので、例え『マルチツールはナイフというよりも「便利な道具」じゃん!』と頑張って訴えたところで、正当な理由が無いまま持ち歩いてるとお巡りさん的には許せない場合もあるようだ。
「護身用」ってのも今の日本じゃ全く理由にならない。
さて本題。
最近聞いた話なんだけど、
ある時知り合いが釣りの帰りにそのままの格好で彼女と新宿でデートしてたら、職質されたのち警察署へ連れてかれてえらい目にあったそうだ。
釣り用に所持してたことは格好やその他の持ち物を見ればわかるとも思うけど、そもそも釣りの装備、格好のまんま新宿を歩いてたら職質したくなるのもわかる。
場所柄っつ~か、何つ~か、、、やっぱ新宿でナイフは尚更ダメでしょ!
って気がすごくする。
釣りの帰りにまんまの格好でデートする方もする方ってのは本人の自由なので置いといて、釣りで使うといった正当な目的があっても許されない場合もあるということを忘れないでおこう(for 自分)。
そもそも職質されたときにナイフなんて持ってりゃお巡りさんも仕事なので疑いもするでしょうし、悪意のある人だってゼロじゃないので犯罪を未然に防ぐ意味でもまずは疑ってくれないと困る。
また、「護身用」ってのも持ち歩くための正当な理由として認められてしまったら、悪意ある人に大義名分を与えてしまうようなもの。
今、「日本の良いところは?」と問われて真っ先に思い浮かぶのは治安の良さ。
そこだけはいつまでもブレない日本てあって欲しい。
釣りの最中、もしくは移動中にもし職質されて注意されたとしても、それはそれとして甘んじて受け入れよっと!
形はどうであれ『ナイフ』と名の付くものを今どき正しく楽しむには、
自宅で一杯飲みながら眺めたりいじくったりしてるのが平和ってことなんだろうなぁ。
もっとも個人的に普段持ち歩きたくなるシチュエーションは釣り以外思い浮かばない。
言っちゃうと、我が家のファミリーキャンプ全盛の頃でさえ全く必要とは思わなかった。
友人と野営してるときでさえ必要性は感じなかった。
ここまでは言いたく無いけど、更に言っちゃうと。。。
釣りでもあると便利程度なもんで無くて困ることは無い。
釣りで持ち歩いてるってのは所詮個人的な趣味なんですな、これが。