コーヒーからの2016年
1/1のこと。
奥さんの実家で盛り上がってる最中にちょっとだけ抜け出して、すぐ隣にあるダイエーへフラッと行ってみた。
実は子供達をゾロゾロ連れていくのが毎年の恒例行事。
。。。伯父さんは辛い(汗
その時偶然見つけたのがコレ。
HARIOのDPW-3-OVというネルドリップ用のポット。
¥5、500-(税抜き)が¥3、000-(税込)と、ほぼ半額。
元々ネルドリップには興味あったが機会が無く今に至ってただけなので、即バイト。
翌日は朝起きると早速ドリップ。
(写真がセピアなのは特に意味は無い。)
学生時代は2件の喫茶店で長期にわたりアルバイトしてた経験があり、1件はサイフォンでもう1件はネルドリップ。
そんなこともあってネルドリップには少々うるさい(うそ)。
うるさくはないが、これでネルドリップの特徴を引き出すことが出来るのか?
半信半疑ではあったがドリップしてみると確かに毎日飲んでるぺーパードリップとは味がはっきり異なる。
一般的にネルでドリップするとペーパーよりもまろやかになると言われているが、確かに違う。
舐めてたな ( ̄ー ̄;)ゞ
ちなみにネルドリップとは、一言で言うと紙ではなくいわゆるネルシャツの生地で作られたフィルターでドリップする製法。
我が家ではコーヒータイムと言えば、母親が挽いた豆をドリップするところから始まった。
故に幼い頃からコーヒーと言えば豆から入れるコーヒー。
幼い自分にウンチクを垂れながらドリップしていた母親の姿は今もおぼろげながら記憶に残っている。
ウンチクはコーヒーのことだけに留まらず、コーヒー器具メーカーの歴史から製法の違いまで語ってたが当時は何を聞いても「?」。
今も覚えてると言うことは、「?」ながらもほぼ毎日聞かされてたんだろうなぁ。
「ドリップ式と言えばまず○○年以上(1908年創業)の歴史があるドイツのメリタだけど、その後(1959年)日本にもカリタが出来たのよ。」
そんな話やら、メリタとカリタのドリッパーを並べて「これ試験にでるから覚えとくのよ、メリタは穴が1つでカリタは3つ。で、お母さんはカリタが好き。」
それを聞いてあまりにも「???????」過ぎてインパクトが強かったせいか、いまだにその時の光景を覚えている。
ついでに「サイフォンだったらハリオだわよ。」
言い回しは違えど、そんな話を3歳くらいからコーヒーを入れる度に聞かされていた。
そんな風に育てられたせいか、既に中学生の頃には数種類の豆をブレンドした自分独自の味を持っていた。
(残念なことに購入先の豆の味が変わってしまい再現出来ず、いつしかストレートで飲むようになっていた。)
そんな感じでコーヒーなんか飲めないほど幼い頃から関わりがあった訳だが、今年は元旦からコーヒー絡みでスタート。
なんとなく原点回帰なような。。。?
ここらで原点に戻ってみなさいと言った意味なのか?
言われてみると、現役を貫けるのももう残り少ない訳だがある意味どこか焦っていたようにも思える。
残り少ないからこそ一旦初心に帰って見つめ直してごらんなさい。
そういうことなのかな。
な~んて思ったりしたところからの2016年なのでした~♪