T.B.S.F.(TBSF)管理人の本当のひとりごと/日記

ややこしい話しは厳禁、ラフに言いたい放題。
『家族』「料理」「キャンプ」「釣り」をこよなく愛する早期退職プー太郎オヤジのひとりごと(日記)。
※キャンプも釣りもコロナ禍で自粛中な為行けてません(涙
 インドアの趣味である料理ネタばかりだけど、
 それも悪くないと思い(諦め)始めた今日この頃、なんだかなぁ。。。
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燻製はチルチルミチルだった ~スペアリブの燻製編~

豚ロースの燻製があまりにも旨かったので、今回はポーク・スペアリブを燻製にしてみた。
ソミュール液はハーブをあまり入れず、塩とローリエと胡椒のみ。
一晩漬けたら翌日は塩を抜いて、半日ほど干して表面を乾燥させたら桜のチップで燻して完成。
奥さんは出来上がりを見て「わぁ〜豚バラは美味しかったけど、これもまた美味しそ〜!」と。
嬉しいような、残念なような。。。早速頂いてみると。。。ヤ、ヤバイ!
気絶しそうなほど旨い!!
お気に入りの塩で頂くと、これがまた最高に旨い。
青唐辛子の醤油漬けを乗せて食べても旨い。
 
だが待てよ。。。
せっかくソミュール液に漬けてもかなり塩を抜いてしまう。
そもそも塩を利かせたソミュール液に漬ける目的は、燻製は元々保存食だから。
でも保存目的で作ってる訳では無いし、作ると毎度瞬殺だ。
個人的にはハーブの香りは余計なので省きたい。
ならばソミュール液に漬ける工程は不要じゃね?
と、思って試しにその昔燻製の練習台だったタンを、何もせずにそのまま燻製にしてみた。早速お気に入りの塩で頂いてみたが、、、
ぅ~ん、旨い。
むしろハーブの入ったソミュール液に漬け込んで塩抜きしてから燻すよりも、際立つ燻製の香りがタンの味に乗っかってるだけな方がより旨く感じるから不思議。
なんと言ってもお気に入りの塩で頂くのが一番旨い。
だが青唐辛子の醤油漬けやニンニク味噌など自分の好きな味で楽しむことも出来るので、今更だけど何もせずそのまま燻製にする方が自分には合ってたのかも知れない。
悪いところが見つからない。
 
そう言えば、
どの程度の塩分濃度のソミュール液に、どの程度漬けて、どの程度塩抜きすると自分の好みの塩梅になるのか。。。
こればかりは誰かに教わることは出来ないので繰り返しながら自分で覚えていくしかない。
燻製を始めたばかりの頃は、それでかなり苦労した記憶がある。
今はそんな面倒なことを新たに始める気力はそれ程残ってないので、その昔に苦労しておいて良かったとつくづく思う。
確かにコツを掴んで常にそのまま食べることが出来る程イイ塩梅に仕上げることが出来るようになって初めて、楽しい燻製ライフをが始まる。
でもそこは恐らく燻製を作るうえで最初の壁でもあるのかな。
当時その辺を納得の仕上がりに出来るようになれたと実感できたことは、自分の中でかなり大きなことだったと記憶している。
これはこれで作り上げていく工程も楽しいし、満足感や達成感も味わえる。
だが、今になって素材の味に燻製の香りが乗っただけのものをお気に入りの塩で楽しむ味わい方を知ることになるとは。。。
 
新たに幸せな燻製ライフの幕開け。
次回から燻製作る時はそのまんま燻そっと。
(実は探し物は目の前にあった by 「幸せの青い鳥」みたいな。)



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