T.B.S.F.(TBSF)管理人の本当のひとりごと/日記

ややこしい話しは厳禁、ラフに言いたい放題。
『家族』「料理」「キャンプ」「釣り」をこよなく愛する早期退職プー太郎オヤジのひとりごと(日記)。
※キャンプも釣りもコロナ禍で自粛中な為行けてません(涙
 インドアの趣味である料理ネタばかりだけど、
 それも悪くないと思い(諦め)始めた今日この頃、なんだかなぁ。。。
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電氣ブラン

ぃやぁ~、全快とは言えないけど昨日あたりからやっと簡単な掃除やら食事の支度が出来るようになった。
ったくなぁ。。。何だったんだろう?
 
 
さて、
先週の金曜に父親を思い出させてくれる出来事があった。
 
幼い頃時々父親が友人や親戚とある話しをしてた。
その内容を一言で言うと、
「かなり強くて舌がピリピリするけど、旨いよ。」
更に、
「飲んべえはビールをチェイサーにしてるけど、あの飲み方は頂けない。」
そんな話を何度となく聞いていて子供ながらに、
「電氣ブランかぁ、、、
なんてカッコイイ響きなんだ!
大人になったら絶対に飲むぞー!!」
 
 
時は過ぎて大学生になって、
酒が飲めるようになると、
早速地元の友人と飲んだ。
 
その時の感想は、
「これが幼い頃から憧れてた『電氣ブラン』かぁ。。。
不味い!!」
若かれし頃は、甘口の酒は絶対に許せなかった。
もちろん氷砂糖盛り沢山の梅酒なんて絶対無理。
そんなこともあり、以来2度と飲んでない。
 
 
時が過ぎてじじいになって、
酒は控え気味にしないといけない今日此頃、
久しぶりに家で飲んだ。
 
久しぶりの感想は、
「これがあの懐かしい『電氣ブラン』かぁ。。。
旨い!!」
 
 
先週末、長年つきあってて今まで在庫なんか見たこともなかった近所の某スーパーで発見。
「お〜、あの『電氣ブラン』がこんなところで売ってるとは!」
念願かなってやっと飲めたのに不味くて凹んだことなど忘れ、ただただ懐かしいというだけで即バイト。
(懐かしいと言うのは、幼い頃の父親の思い出として。)
 
ちなみに、
『電氣ブラン』しか売っておらず、『デンキブラン』は無かった。
父親がしきりに話してたのは『電氣ブラン』の方だし、飲んだことがあるのは『電氣ブラン』だったのでちょうど良かった。
 
もひとつちなみに、
神谷バーへ行くとメニューに『電氣ブラン<オールド>』と『デンキブラン』があるが、
『電氣ブラン<オールド>』は40度、『デンキブラン』は30度。
けど『デンキブラン』は飲んだこと無いので違いは知らない。
 
 
 
そんな流れで、その日の晩には早速味見。始めて飲む酒のときに使うグラスは決めている。
今回は初めてでは無いけど、まずそのグラスで味見的な。。。
 
グラスを鼻に近付けると、はるか昔のことなのに忘れようにも忘れられないくらい強烈かつ個性的なあの独特の薬草の香りがツ〜ンと蘇る。
昔と全く同じに感じた。
 
そして口に含んでも、昔と変わらず甘い。
 
だが。。。やばい!
う、旨い!!
そう感じる。
 
2口目、
や、やばい、、、やはり、旨い!
そして体が熱る。
同じ度数の酒よりも全然体が暖まるのは何故だ?
 
若い頃は香りとか味云々よりも無条件にこの甘さがダメだった。
甘口の酒が許せるようになり梅酒も美味しく飲めるようになった今は、あの頃とは違って旨く感じる。
これからもたまには飲んでみようかな。
この酒にはリキュールグラスが合いそう。
 
おーそういえば父親は嫌いだったけど神谷バーではツーな飲み方である、ビールをチェイサーにした飲み方も是非試してみたいな。
 
 
亡くなった父親に1歩近付いた気がした。
そんな、懐かしい電氣ブランなのでした〜♪



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