本日退院 〜現代医学と偉大な先生〜
手術も無事終わって本日退院。
2ヶ所の予定だったけど蓋を開けたら3ヶ所処置したとか。
(ただこれで完治かと言ったら病気が病気なだけにそれは不明、というか今はまだ誰にもわからない状況ではあるけど。)
終わった後の周囲の自分に対する対応が前回よりも微妙に大変だったように感じたが、看護師さんに確認したところ「前回のことはわからない。」とのことだった。
処置したところが増えてる分、周囲が無意識で前回よりも注意を払ってるせいでそう感じたのかな。
と、自己完結しといた。
などと手術の翌日(昨日)の午前までは気を使われてることを心地良く思ってたのに、、、
朝の検温だの血圧だの食事だのが一通り終わってくつろいでると、
「重症の患者さんが突然立て続けに入院してきたので急で申し訳ないけど今すぐ病室代わって下さい。」
そう強要されてお願いされて、あとは今日の退院を待つばかりな自分は有無も言わさずナースステーションから遠い病室へ移動させられた。
病気相手にもっと早く言ってよってなわけには行かないしね。
まぁ何の問題も無く終わって一夜明ければ退院だからこそ自分なんだろうけど。
何度も入院してて、こんなことは初めてだった。
病気は待ってくれないってのは肌で感じてるし(自分の病気もせめて定年まで待ってくれたらとはよく思ったもんだ)、重症な患者さんを優先にしてくれて全く問題無い。
ただちょっと気になったのは、重症患者って普通の病棟でいいんでしたっけ?
きっと重症と言ってもそこまででは無いってことなんだろうな。
と、再び自己完結。
そう言えば、時折テレビで『昔この手術は大騒ぎだったけど、今はこんなに患者の負担が軽いやり方があんだよ』的な番組をやってることがある。
自分の場合を簡単に言うと、前回も今回も体に小さな穴を開けて、そこからパイプ(?)を通してそれに機材を突っ込んで画面を見ながら悪い部分を遠隔で処置すると言った手術だった。
麻酔は穴を開けるところのみの局部麻酔なので、手術中はその画面を見てられるし良くも悪くも先生の話は丸聞こえ。
しかも傷口は本当に小さな穴なので、縫うことも無く一晩圧迫しながら押さえているだけで翌日は普通にシャワーもOKだし、傷口は普通の絆創膏。
それも「もしシャワー中絆創膏が取れたら強く擦らないでね。」だとか。
やってることは大変な内容なのにこちらの負担は相当軽い。
テレビで見てると凄ぇーと思うんだけど、自分のこととなるとピンと来ないまま気がつけば退院で、後からじわじわ実感出来るような、そんな感じ。
自分の病気は世界的に例の少ない病気でエビデンスが異常なまでに少ない中、原因がわかるまで数年掛けて突き止めてしまった先生は凄い。
わかってから体験出来た技術もまた凄い。
現代医学って、凄ぇ〜。
ただ原因がわかったのは医学の力というよりも先生の『人柄』、『性格』、『力』な気がする。
偉大な人だなぁ。。。
凄い技術でも偉大な先生無くして活かせない!
コメント
信長の時代なんて半世紀生きるのがやっとでしたからね。
天から与えられた時間は決まっているとしてたら
それを延長できるなんて人間の英知って素晴らしい。
ただ、その時間を生かすも殺すも自分自身なんですけどね。
無事済んでよかったですね。
あざーす!
それねぇ。。。
人工的に寿命を延ばしすって、果たしてどうなんでしょうね。
亡き父親の時の延命措置は先生に確認しましたよ。
苦しくないかとか、伸ばすせば治るのかとか色々。
その上で判断しました。
ただ自分の場合は微妙だったなぁ。
どちらかというと自ら短くなるようなことをしてたから。
ギリセーフだったのも運命なのかな。
でも人工的でもなんでも、それが今なりの寿命なんだと思う今日この頃。
&
伸びても活かしきれずに無駄遣いしてる気がしてならない今日この頃。
ところで、
普通に歩けるんだけど歩くとなんだか笑ってる感じ。
膝が笑ってる感覚と同じかな。
なのですぐに釣りは無理でも飲むくらいなら大丈夫かと!
よろ〜♪