免許証を返納する前に消滅してほしい
先日ある友人から「解除されたらたまにはルアー釣り行こうゼ!」と、誘われた後の奥さんとの会話で気付いたことがあった。
•あたし:
「どーもルアーは気合入らない。」
•奥さん:
「あんだけキャンプに気持ちがイってればねぇ。」
・あたし:
「釣りに冷めたわけじゃないんだけどね。
もはや釣りは餌釣りか淡水小物だな。でもキャンプも釣りも思うように行けないってのは歯痒いところ。」
そんなたわいもないやりとりをしてて、ハッと思った。
物が増えると人一倍イヤがる奥さんが、近頃キャンプ道具をポチったのがバレても長い結婚生活の中でかつて無いくらい文句を言わない。
と、思って調子に乗ってた今日この頃だったが、、、
どうやらただでさえアウトドア系の趣味は持病でなかなか思う通りにいかないというのにコロナで更にままならないこのご時世、道具に目が行くことである程度気も紛れるでしょってことで多めにみてくれてたようだ。収入ゼロの専業主夫だというのに、思えばコロナ以降どんだけポチったかことか(汗
↑の写真は一部、こんなもんではない。
う〜ん、思いっきり反省&感謝(大涙
料理というインドアな趣味があって随分救われてはいるが、それでも自分の原点であるアウトドアな趣味がままならないのは辛い。
どんなタイミングで運転免許証を返すかは決めてないけど、それ程遠い先の話でもないだろう。
足に不治の持病を抱えてる以上、キャンプと釣りは返納するまでの楽しみと覚悟してるというのに残念でならない。
とは言え返納後のアウトドアだって、キャンプは無理にしても釣りであればかろうじて電車で行ける場所での小物釣りや近所でハゼ釣りくらいであれば行けるかな。
全く出来なくなるわけでは無いし、足もしんどいのでそんな状況も甘んじて受け入れていこうと頭では考えている。
覚悟しながらそんなことを巡らせていると、思い出深いアウトドアライフが懐かしく蘇る。
今思うと自分のアウトドアライフは物心ついた頃からアウトドア好きの父親に釣りやら飯盒1つ持ってあちこち連れまわされたりなどしてたことが始まりだったんだろう。
沢山の思い出深いキャンプのなかで、今も忘れられないキャンプがいくつかある。
小学校を卒業する春休みにはYMCAの仲間達と野尻湖(長野県)にあったキャンプ場へ10日程連泊したことがあった。
これは家族以外の人と行くはじめてのキャンプだったが、と同時に後にも先にも一番長期滞在したキャンプでもあった。
高校の時は友人2人と富士山へキャンプに行って遭難しかけたこともあった。
またその友人達と西湖のキャンプ場へ行った時には口にするのも恐ろしいほどの体験をしたこともあった。
結婚して子供が出来るとファミリーキャンプ出来る日が待ち遠しくて仕方なかった。
3歳になるといよいよファミリーキャンプ・デビュー!
もちろん家族でも頻繁に行ったが、息子と2人でとか近所に住む友人達とお互いの子供を連れてなどのキャンプもよく行った。
息子が小学生になり習い事で忙しくなりはじめた頃からソロが多くなった。
当時ソロではほとんど野営だったが、その頃は千葉県内でも野営可能なところを探すのにそれ程苦労はしなかった。
その他釣りではよく車中泊を楽しんでたかな。
本当に今思うと様々なキャンプを楽しんで来たもんだ。
仕方ないことだけど心残りは、いつか山へ行きたいと真剣に思っていたが、とうとう実現しないうちに持病が発覚してしまった。
低い山ならたまに行きもしたが、一番やってみたかった山奥で渓流釣りしながらのキャンプは実現できなかった。
今度生まれてきた時は是非チャレンジしてみたいもんだ。
そんな訳で今となっては何かあっても頑張ればなんとか自力で帰れるだろう近場しか行けないので主に千葉県内、たまに茨城県程度がイイところだし、免許証を返納したらそれさえ叶わない。
奥さんはそんなことを知ってか知らずか(イヤ知ってるし)、現時点では道具が増えてるのを見て見ないふりをしてくれている。
コロナも落ち着けば以前のようには黙っててくれないかも知れないけど、その前にいい加減考えねば。
そろそろ増やしたところで長くは楽しめないことを自覚するべきだろう。
しつこく変異し続けて、いまだに勢いに衰えを感じさせないコロナだか、、、
いい加減勘弁して欲しい。
みんなで騒いだり心置きなくキャンプや釣りを楽しみたいのはもちろんだけど、
何より感染する前に政策という人災のお陰で亡くなってしまうなどといった全くシャレにならない恐ろしいことが起こらないことを祈りたい。
ワクチンで終息してくれることを切に願う。