久しぶりのモノづくり ~たかがコベアキューブの側板だけど~
数年前から再び火が付いてしまったソロキャンプだが、せっかく復活したのにコロナが流行ってからは、まぁ~行けないこと!!
持病により人一倍抵抗力が無いので不要な外出はドクターストップ。
具体的には、
キャンプと釣りはアウトドアでの単独行動とは言え、そこに至るまでの間に全く人と接触しないとは言い切れないため行かないに越したことは無いということで、念には念をと言いたいらしい。
緊急事態宣言は10/1から解除されるとのことだが、その後もワクチンを接種してない人と行動を共にすることはNG。
要するに国がなんと言おうと抵抗力の無いあなたは、コロナが風邪と同じようになるまでは極力今の生活を続けましょうってことのようだ。
長年お世話になってる(何度となく命を救われた)担当医に言われたら、出来る限り言うことを聞いておこうと切に思う。
そう言いながら、
持病とは長年付き合ってるし自分しかわからない自分の体と相談しながら自己判断により『今日はいっかな。』と、言いつけを振り切ってしまうこともあった。
ただ仕方の無いことだけどコロナ禍においてはぶっちぎれない言いつけが多くて窮屈だなぁ。。。
そんな状況なので、解除されても基本的に外出は週に1回おかずの買い出しに行くだけといった生活はまだまだ続きそうだな。
ただそういった生活があまりにも長過ぎたせいか、ストレスを通り越して微妙に慣れて来てるから怖い。
更にキャンプと釣りに対する熱量も徐々にクールダウン気味。
そんな状態であることを横目で見ながら奥さんは「人と関わらなくても平気になっちゃいそー(汗」と、とても心配してくれてるが、こればかりは仕方ない。
(コロナ事情はさて置くと、奥さんは年齢と共に『なるべく多くの人と関わっていくことが大切!』と考えてる人。)
コロナが落ち着くまではむしろ平気にならなければとてもじゃないけどやってられない。
流石に今回解除されたらたまには釣りやキャンプへも行きたい。
だが人との接触はNGなので単独が主だろうから、やはり独りが平気になれないとやってられん!!
※現時点での素直な気持ちは、
『そりゃ解除されたらたまには誰かと行きたいよ!!』
ではあるが。
そんなこんなと近頃じゃキャンプ道具もポチらなくなったし、釣り具の自作もすることは無くなってきた。
そこで、たまには気晴らしにモノづくりでも復活してみようか!
なんてことを気まぐれで思ったものの、はてさていったい今更何を作ればいいのやら?
そんな思いを秘めた(?)まま数日が過ぎていったわけだが。。。
ある時購入したまま放置してたコベアキューブの存在を思い出した。
コベアキューブ(KOVEA CUBE)とは韓国のコベアというアウトドアメーカーが販売してるキューブというカセットコンロ。
韓国製と言っても一応ス〇ーピー〇にもOEM供給してるくらい信頼されてる確かなメーカーではある。買ったはいいけど今まで使ったことは無いので、おそらく今後も出番は無いと思われる。
だがやっと思い付いたハンドメイドのネタ、今はこれくらいしか思いつかないのでこれの側板を作ってみることにした。
とは言え板に磁石を埋め込んで塗装するだけなのであまりにも もの足りないってところは否めないが、見栄えは相当変わるだろうから楽しみでもある。
早速週に1度のおかずの買い出しの帰りに板と塗料と埋め込む磁石を買って帰った。
製作開始
まずはシャーペンで型取って、型通りにのこぎりで切断したら、ヤスリがけをして形を整える。本体はリベットで止められているため、その部分がわずかに出っ張るのでそのまま側板を貼り付けても微妙に浮いてしまう。
そこでリベットが当たる部分を掘ってリベットの出っ張りを逃がす。
リベットをマーカーペンで塗り、側板を当ててそのための印を付ける。側板にリベットの溝と磁石を埋めるための溝を掘る。
以下の本体画像の赤丸部分に当たるよう側板に磁石を埋め込み、矢印部分のリベットが当たる部分に側板が浮かないよう溝を掘る。溝はルーターで掘る。こんな感じで溝に磁石を埋めていく。
接着は2液性のウレタン接着剤を使った。埋めたらニスで塗装。ちなみに裏側の塗装は意識したわけでは無いのに、雑(汗塗料はセリアで買ったウォールナットの水性ニス。念の為2~3日乾燥させたら完成。
ウォールナットでは少々濃過ぎたかな。側板無しと比べると雰囲気が結構異なる。
悪くない!
と、自画自賛。
大した手間では無いので、そのうちもうちょっとナチュラル系のニスで塗装したバージョンも作ろうかな。
その前にこのコンロ、使わなくっちゃだわ。
どーせキャンプじゃ使わないだろうから家で使おうか。
これからの季節、熱燗用ってのも悪くないかな。
とてつもなく楽勝ではあったけど、忘れかけてたモノづくりの楽しさを思い出させてくれた。
こんな程度でもモノづくりは楽しいな。
ただ趣味として復活させるには、どー考えても今更作るネタが思い付かない(汗
残念。。。(涙