今更だけど、真知子巻きじゃね～し！

世間で言うところの３連休最終日にあたる月曜のこと。
友人達と久しぶりにお昼から夜まで呑んでいた。
付き合いの長い気心知れた友人達と呑んでると、時間はあっという間。
会うのはそれ程久しぶりでもないってのに、相変わらず一緒にいると楽しいのはもちろん、なんか安心出来る。
だが流石に半日ダラダラ呑んでると、夜には酒ももてあま気味。
それでも名残惜しくて純喫茶でも行ってみっかってことになり、とんでもなく長く楽しい１次会を切り上げ２次回はコーヒー。注文したのは友人お勧めの氷カフェ。凍ったコーヒーに牛乳を注いで頂くもの。
意外と旨い！
　
　
さて、昼間っから呑んだくれてたことを書きたかったわけではない。
うん十年ぶりに入った喫茶店で盛り上がった話題は映画。
書きたかったのはその映画について。
　
興行収入ベスト１０などをネットで検索しながら、イイ歳こいたオヤジ達は盛り上がる。
邦画の上位には意外とアニメが目立つ。
だがアニメは子供が幼い頃に夢中になってて一緒に見させられたポケモンとかトトロとか、何故か古いガンダムシリーズ。
あと記憶にあるのは。。。
エヴァンゲリオンくらいかなぁ。
自主的に見たのは昔ネットで知り合ったお姉ちゃんに勧められて、
夏目友人帳、とらドラ、、、あとなんだっけ？
他にいくつか勧められるがままに見たけど忘れた。
　
一般的にオヤジなんてのはあんましアニメには詳しくないものと決めつけていたが、自分以外の友人達の知ってることときたら、ただただビックリ。
もっともオヤジの場合は子供や甥っ子や姪っ子と一緒に見てたら面白かったとかあるんでしょうけど。
ただ元々この友人達の知識たるや、専門知識から雑学までかなり幅広く知っている。
映画についてもアニメに限らず洋画、邦画と幅広く知ってるのには驚いた。
あたしゃこの人達の知識の深さ、豊富さにただただ感心しながら毎度うなずいてるだけなんだな。
　
で、全くと言ってイイほどアニメを知らない自分に「まずは観てみましょ～！」ってことで、
攻殻機動隊、銀河英雄伝説、コードギア、魔法少女まどか、秒速５センチメートル・・・
など、いくつか勧められたがまずは入門編として『君の名は』を見てみんしゃい！
ってことだったので、早速帰りに借りて帰った。
　
世間で『君の名は』が流行った頃は、全然生まれてないのに真っ先に頭に「真知子巻き」が浮かんだ。そこから更に派生して頭に浮かんだキーワードは「キューポラ」だの「川口」だの。
見てるはずはないのに川口の近くの北区に住んでたせいか、ある程度の歳になるまで周囲の大人の口からは「キューポラ」だの「川口」だのが時折飛び出していた。
そんな環境で育ったせいか、内容は知らないくせに単語だけは頭に残っている。
ちなみに真知子巻きの『君の名は』と『キューポラのある街』は全く関係ない。　
　
真知子と春樹の『君の名は』が今風にアレンジされたアニメとマジで思ってた。
どんだけ無関心、無頓着なオヤジなんだか。。。(￣Д￣；；　
　
さてさて、
まずは言われるがまま『君の名は』を見てみた。
開始３０秒で、も～ダメ、辛くなってきた。
自分の胸を揉んでるシーンまで来ると、もう電源切りたくなった。
だがせっかく勧めてくれたので頑張った。
するといつの間にか気が付けば画面に釘付け。
更に最後のシーンでは涙が溢れてきた。
一般的に泣くところなのかはわからないけど、近頃涙腺が緩くて感動すると直ぐに涙が出る。
こっちの『君の名は』は確かに勧めてもらって良かったかな。こんな機会が無かったらおそらく一生観なかったかも知れない。
他に勧めてくれたのも観てみようかな。
　
あまり興味の無かったアニメだが、素直にそんな気になった。