軍幕(パップテント)に憧れて
軍幕、かっこいいなぁ。。。
キャンプを始めた頃からいつかは軍幕と思い続けて早30年。
ソロキャンプを復活しようと決めた時点でこの際軍幕デビュー。。。とも思ったんだけど、
とりあえずカンが戻るまでは簡単に設営できる「ツーリングドームLX」にしておいた。
最初は慣れたドーム型なので久しぶりな割には手早く設営出来たし安心感もあり、勝手がわかってることもあって快適に過ごすことが出来た。
だが何回かやって落ち着いてくると、予想通り軍幕にばかり目がいってしまう。
色々な意味でテントは2、3種類あってもイイのかな。
そう言えばファミキャンを満喫してた頃もいくつかを使い分けてたっけ。
出来れば増税前に程度の良いものが見つかれば嬉しいけど、「ツーリングドームLX」があるので焦らずゆっくり探しましょうか。
そこに時間を使うってのは、これから先どうなんだろうか?
もう少し若かったらそれもアリだったろうなぁ。
この歳になると、いつまでもこんな事は続けてはいられないだろうし。
様々な思いが頭の中を駆け巡る。
楽しいような、寂しいような。。。
そして行き着いたところは、近頃各メーカーから発売され出した軍幕風(パップ風)のテント。
モドキだが手を掛けなくてもすぐに使えるし雰囲気は抜群。
歳を考えたら本物でなくとも現行品で十分だろうし、結果的には安上がりなのかな。
そんな流れでどこのメーカーのにしようか色々迷った挙句、最終的に行き付いたのがテンマクの「炎幕デラックス」。まだ張ってないのでメーカーのホームページから写真を拝借、張るとこんな雰囲気。比較した中にはDODの「パップフーテント」や「ヌノイチ」(テントじゃないけど)などのように雰囲気が好きで結構迷ったものもあるが、どれも焚火対応ではあるけどポリコットン製がほとんど。
1つは100%コットンのテントが欲しかった。
最初は老舗のノルディスクのテントの中から選ぼうとしたが、どれも先進的なデザインで自分には似合いそうもなく直ぐに挫折。
やっぱパップっぽいテントだよなぁ。。。
1つ目のテントであればコットンは部分的にしか使われてないけど同じ形で軽くて安い「炎幕デラックス EVO」でも良かったようにも思うが、2つ目なので迷わずオールコットン製の「炎幕デラックス」に決めた。
「ツーリングドームLX」は210mm×180mmなので広いしポールを罰点に張るだけで簡単に設営できるが、ポリエステルなので軽いけど火の粉を被ると一発で穴が開く。
だがベンチレーションやインナーの前後の出入り口がメッシュなので、通気性が良く暑いときはこちらの方が涼しいだろう。
そしてスペース的には万が一奥さんが気が向いたとき(ほぼあり得ないけど)にも使えるし、仮に体験したいと友人の誰かが言い出した場合は1人であればなんとかなる。
一方「炎幕デラックス」のグランドシートは187mm×93mmと、狭いし設営もドームほど簡単ではない。
フライシートはコットンなので重いが多少の火の粉は大丈夫(故に名前が炎幕)。
ただ焚火と雰囲気ではピカイチだけど、
通気性はイマイチなので夏は暑いし、グランドシートはテントで言うところの2人分だろうけど形状的(斜め)にはソロ。
インナーは万が一必要ということであれば、、、有るには有るけど、オプション。
そう考えると一般受けはしないかも。
ちなみに先日我が家にやってきたタープ「ムササビウィング13ftTC焚火バージョン」も名前の通り焚火対応で、素材はポリエステルとコットンの混紡。
あまり応用が効かない形状なので、覚悟の無い人は敬遠しがち。
色々な使い方が出来る「DDタープ」を既に持ってなければ選ばなかったように思う。
「炎幕デラックス」も「ムササビウィング」も軽さでは全くポリエステルにはかなわないけど、焚火に気を使うことなくタフにガンガン使えて長持ちするので値段的には「ツーリングドームLX」や「DDタープ」のおよそ倍ではあるけど長い目で見たらコスパは良いと思ってる。
これで増税前にソロキャンプについて色々考えてたことがほぼ実現した。
残り少ない人生、後はひたすらのんびりマイペースでソロを楽しむことが出来る。
などと喜んでると。。。
すかさず横から神の声!!
「ソロも良いんだけどさ、日中家で毎日1人なんだからキャンプくらい誰かと行けば。」
と。
なんだかとってももっともらしい(汗
ちかごろ実はソロやってるって人と結構話は弾むんだけど、そこはお互いソロ。
「じゃ、今度一緒に行こうよ!」とはなかなかならない(お互い言い出さない)。
神様の言いたいことはわかるけど、それとこれとは別ものじゃい!!