青唐辛子の醤油漬けとハラペーニョの醤油漬け
前々回の日記(豚ロースの燻製)を見た人から「青唐辛子の醤油漬けって、どうやって作ってるの?」と聞かれた。
全く難しいことはない。
我が家では少しづつレシピを変えたものをいくつか常備しているが、基本的な作り方は以下の材料を一緒に漬け込むだけ。
◆青唐辛子、ニンニク、削りぶり、醤油、日本酒、みりん
それぞれの量は本当に適当。
青唐辛子1袋(10本入りくらい)とニンニク4、5かけらと削り節適量。
青唐辛子は細かい輪切りにして種はお好み(辛いのがお好きなら入れるとより辛くなる)。
ニンニクは細かくみじん切りにしたものか、ガーリックプレスで潰したものをお好みの量入れる(醤油と混ぜるとニンニクの粘りが目立つようになることがあるけど、問題無い)。
削り節は面倒だけど刃を調節して細かく削ったものを使う(パックに入ってるものでもOKで、その場合1袋)。
それらがちょうど入るくらいのビンに詰めたら醤油7、酒1、みりん2くらいの割合でピンが一杯になる程度に入れておしまい。
みりんはもう少し多めの時もあるけど、多く入れると時間が経つとカドが無くなるように思う。
ただ甘さは気にならない程度に留めておくようにしてる。
けど割合はお好みで調整してくださいな!!
一晩~2、3日程度で食べ始めちゃうけど、時間が経つほど旨く感じる。
時にはニラを入れることもあるがそこそこ旨いと思うので、気が向いたらお試しあれ!
これはその昔友人から「島唐辛子の醤油漬けは旨いし何かと便利なので作っとくとええよ。」ってのを教わったのがきっかけ。
材料は島唐辛子と醤油のみ。
醤油は少々多めで唐辛子が醤油に浮くイメージ。
早速島唐辛子を買いに行ったが売ってなかったので、試しに青唐辛子でやり始めた。
以来病み付きで常時作ってある。
作っていくうちに徐々に今のレシピに変わっていった。
その友人曰く「辛さと旨さが全く違うので、是非島唐辛子で作ってみて!」と言ってたが。。。今でも青唐辛子だし、更にレシピも食べ方もオリジナル。
食べ方は、
友人から教わったものだと醤油メインで「島唐辛子味の醤油を楽しむ」イメージなので、醤油と同じように普通に掛けたり着けたりして頂くような食べ方になる。
対してこちらの現在の形は「ニンニク醤油味の青唐辛子を楽しむ」イメージなので、乗せて頂くような食べ方になる。教わったレシピにニンニクを加えてみたり削り節を加え始めたり等々してるうちに、今の形に落ち着いた。
奥さんは「美味しいけど辛過ぎ!」ってことで、甘長唐辛子で作ってあげたのがこちら、
◆甘長唐辛子、ニンニク、削りぶり、ニラ、醤油、日本酒、みりん
作り方は青唐辛子と同じ。
甘長唐辛子は青唐辛子と似たような香りはするけど、全く辛くないので奥さんはお気に入り。
ニンニクは1かけ2かけと、少な目。
更にニラを加えることで甘さとまろやかさが出てくる。
これらはどっちも我が家じゃ欠かせない。
ちなみに自分用のはそのまま使う。
奥さん用のはそのままはもちろん、食べる時にごま油少々と煎りゴマを合わせて頂いてることもある。
なんにでも合う常備菜(「菜」じゃねぇ~か?)。
ちなみに奥さんはシンプルに豚バラをそのまま手を加えず炒めて皿に盛ったらそこに乗せて頂くのがお気に入りらしいが、ご飯が進んで困るとのこと。
先日近所のスーパーでハラペーニョ(グリーンタバスコの原料)を見かけた。
ふと「これで作ったらどうなんだろうか?」と興味が湧いたので、買って帰った。
更に辛そうなハバネロとかジョロキアとかキャロライナ・リーパーも興味はあるけど、近所じゃなかなか売ってない。それにしても、ち~とばっか高ぇ~なぁ。
一袋に8個しか入ってないのに250円もするので旨かったら自家栽培しようかな。
早速醤油漬けとピクルスを作ってみた。まずは醤油漬け。作り方は青唐辛子がハラペーニョに変わっただけ。
翌日味見してみた感想は。。。
悪くないが、旨味は青唐辛子の勝ち。
辛さは青唐辛子より少し辛い。
香りとシャキシャキ感が、辛いピーマンといった感じ。
これはこれでありだと思うが、無理にこれじゃなくても青唐辛子でイイかな。
ところが!
2~3日後に再び味見をすると。。。
旨い!
辛さも増してより辛く、旨味が全然違う。
シャキシャキ感もイイ感じに馴染んでトータル的に絶妙な味わいに変化した。
和風なんだけど、なんかおしゃれに感じる(のは気のせいだと思う)。
リピートありだな。
そしてピクルス。これは輪切りのハラペーニョを瓶に入れて、そこに適当にピクルス液を作って注ぐだけ。
こちらは、
辛さも香りもイイ感じ。
とても上品な唐辛子のピクルスに仕上がった。
なんか、辛いんだけどつまみでイケちゃいそう。
これもリピートありだな。
青唐辛子以外でもイケるんだな。
改めて島唐辛子で作ってみたくなった。