自作タナゴ浮き (主に備忘録)
先週の土曜(7/9)のこと。
久し振りに単独釣行(タナゴ)を予定してた。
前日の晩は準備万端整えて就寝。
で、起きてみれば。。。
がびょ~ん!
雨。
小雨なので悩んだが、
天気予報を見ると午後はヤバイらしい。
潔く諦めて作成中のタナゴウキの進められるところを進めることにした。
ルアーを作ったりウキを作ったり仕掛けを作ったりなど、
釣り道具を自作してる時は夢一杯で実に楽しい気分に浸れる。
釣りはフィールドでも家の中でも楽しめる有意義な趣味だな。
現在作成中のウキの塗装は乾燥に時間の掛かるのを覚悟の上で「うるし」にしてみた。
その為ひと塗りしたら一週間は乾燥させたい。
塗装に「うるし」は初の試みなので練習用に数をこなしたい。
その為数だけは曾孫の代まで使っても使いきれない程になってしまった。
自作ルアーは多少失敗しても友人たちに押し付けてきたけど、
ウキは押し付けたくても相手が居ない。
淡水の釣りに付き合ってくれる友人はウキ程度のものは自作してるし。
このウキ達、
はてさてどうしたもんか。。。
と、ここまでは日記。
ここからは備忘録。
そんなウキ達の備忘を兼ねた現時点までのメモ。
(作り方の説明ではなく、あくまで自分の為の備忘録。)
※釣具店で「うるし」として売られている塗料を使うが、ご存知の通り実はカシュー。
ここでは「うるし」と書くけどそのカシューのことを指している。
◆1.足付け
友人から頂いた治具を使って足の接着。
(詳細は以前アップしたのでそちら参照。 ⇒ ココ)
◆2.ボディの削り出し
まずルーターに足を挟んで回転させながらボディの型を削り出す。
最初はサンダー、もしくは#80~100のサンドペーパーで荒削り。
バルサ材なのでで予めカッターなどで削っておかなくてもサクサク削れる。
この時芯の出てないもの(足が中心に刺さってないもの)では回転がブレブレ。
酷くなければ補修しながら削り込めるが、
酷いものはサンダーを充てているうちにボディーがすっ飛んでしまう場合もある。
それからたとえ芯が出てたとしても、力を入れ過ぎるといびつに削れてしまうので要注意!
◆3.下地
塗装は「うるし」。
と、するとやはりカシュー下地かカシューサフで作るのが無難かな。
もしくは木工細工で一般的なウッドシーラーなどを使うのかな?
あいにくどちらも使ったことがないので我が家には無いし、「うるし」を購入した釣具店にも置いてなかった。
近所のホームセンターにはあったが容量デカ過ぎ。
そこで別の方法をいくつか試してみた。
下の写真はいっそ何もせずいきなり白の「うるし」を塗ってみたところ。
その他試したのは以下の2通り。
ひとつはガイアノーツの白サフ。
もうひとつは乾燥するとカチンコチンに固まって超防水効果のある特殊なものでコーティングした上から白い塗料(今回はうるし)を塗る。
どちらもルアー作成時の下地作りの方法だが、
今ではほぼ後者に落ち着いている。
今回も後者が良い感じになので、今後はルアー同様下地はコレだな。
うるしは季節にもよるが乾燥に時間が掛かるため、ひと塗りの乾燥に一週間掛けた。
(夏場はそこまで掛けなくても問題無さそうだが。)
◆4.横穴開け
充分乾燥させたらタナゴ浮き特有の横穴を開ける。
穴の径は次に差し込むパイプの径と同じ1.5mm。
接着剤が乾燥したら穴の入口を整える。
はみ出したパイプをボディにあわせて切断すると切断面が潰れ気味になるので先の尖ったもので広げて元に戻す。
そしてサンディングバンドでバリを削ったり、
下の写真のようなドリルを穴に充ててそっとやさしく、軽~く回すなどして整える。
◆5.塗装
もちろん塗装はどのように仕上げたいかによって変わってくる。
どのように仕上げるにしても頭は別の色で塗りたいのでその部分を塗らないようにした。
ひと塗りしては一週間乾燥を繰り返す。
塗装に慣れないうちは短く切ったつまようじの先で横穴をふさいでから塗っていた。
つまようじを差したときは少し乾いた翌日くらいに先をつまんでくるくる回し、接着されてしまうのを防ぐ。
●諸々の塗装
≫LotNo.01-1
1回目の塗装:下地(ガイアの白サフ)
2回目の塗装:黒のうるし+緑のラメ
3回目の塗装:頭を朱、みかん、黄のうるしで塗装
4回目の塗装:頭を橙、黄橙、黄の蛍光塗料で塗装
5回目の塗装:金のライン引き
6回目の塗装:本透明のうるしでコーティング
7回目の塗装:本透明のうるしでコーティング
次回以降:磨き
≫LotNo.01-2
1回目の塗装:下地(ガイアの白サフ)
2回目の塗装:黒のうるし
3回目の塗装:金のうるし
4回目の塗装:黒のうるし
作業:研ぎ出し
5回目の塗装:頭を朱、みかん、黄のうるしで塗装
6回目の塗装:頭を橙、黄橙、黄の蛍光塗料で塗装
7回目の塗装:金のライン引き
8回目の塗装:本透明のうるしでコーティング
次回以降:本透明→磨き
≫LotNo.02-1
1回目の塗装:下地(白のうるし)
2回目の塗装:黒のうるし
3回目の塗装:金のうるし
4回目の塗装:黒のうるし
作業:研ぎ出し
5回目の塗装:頭を朱、みかん、黄のうるしで塗装
6回目の塗装:頭を橙、黄橙、黄の蛍光塗料で塗装
7回目の塗装:ライン引き(黄、金)
8回目の塗装:本透明のうるしでコーティング
次回以降:本透明→磨き
≫LotNo.02-2
1回目の塗装:下地(白のうるし)
2回目の塗装:小豆のうるし
3回目の塗装:金のうるし
4回目の塗装:小豆のうるし
作業:研ぎ出し
5回目の塗装:頭を朱、みかん、黄のうるしで塗装
6回目の塗装:頭を橙、黄橙、黄の蛍光塗料で塗装
7回目の塗装:ライン引き(黄、金)
8回目の塗装:本透明のうるしでコーティング
次回以降:本透明→磨き
≫LotNo.03
1回目の塗装:下地(白のうるし)
2回目の塗装:金のうるし
3回目の塗装:緑のうるし
作業:研ぎ出し 4回目の塗装:朱のうるし
作業:研ぎ出し 5回目の塗装:白のうるし
6回目の塗装:金と緑のうるしで模様付け
7回目の塗装:白のうるし
8回目の塗装:金のうるし
9回目の塗装:緑と朱のうるしで模様付け
※同じようなことを繰り返してるのは、色々悩んだ結果そうなった
10回目の塗装:白のうるし
作業:研ぎ出し
11回目の塗装:頭を朱のうるしで塗装
次回以降:ライン引き→本透明→本透明→磨き
≫LotNo.04
1回目の塗装:下地(特殊コート材)
2回目の塗装:白のうるし
3回目の塗装:黒のうるし
作業:横穴加工
4回目の塗装:金のうるしで山立て
5回目の塗装:朱のうるしで模様付け
次回:黒→研ぎ出し→本透明→本透明→磨き
≫LotNo.05
1回目の塗装:下地(特殊コート材)
2回目の塗装:白のうるし
作業:横穴加工
3回目の塗装:金のうるしで山立て
4回目の塗装:緑と朱のうるしで模様付け
5回目の塗装:黄のうるしで模様付け
作業:研ぎ出し(軽く)→イマイチなので方針変更
6回目の塗装:黒のうるしで山立て
次回以降:黄→黒→研ぎ出し→本透明→本透明→磨き
≫LotNo.06
1回目の塗装:下地(特殊コート材)
2回目の塗装:白のうるし
作業:横穴加工
次回以降:塗装(未定)
コメント
いいですなあぁ