T.B.S.F.(TBSF)管理人の本当のひとりごと/日記

ややこしい話しは厳禁、ラフに言いたい放題。
『家族』「料理」「キャンプ」「釣り」をこよなく愛する早期退職プー太郎オヤジのひとりごと(日記)。
※キャンプも釣りもコロナ禍で自粛中な為行けてません(涙
 インドアの趣味である料理ネタばかりだけど、
 それも悪くないと思い(諦め)始めた今日この頃、なんだかなぁ。。。
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プリムスのP-2243SA

アウトドアで使うランタンやバーナーはガソリンのコールマンがメインンだった。サブでは父親の影響でキャンガス。
これが長年続いた我が家のファミリーキャンプ全盛時代の定番スタイル。
色々な意味でキャンプではガソリンが最強だと思っていた。
 
ところがある時お手軽なCB缶(カセットガス)で揃えてみたくなった。
子供を理由に夢一杯で友人達とアウトドアライフを満喫してたのは、御多分に漏れず我が家でも父親であるわたくしの方。
気の合うお父さん同士が集まり次のキャンプへ向けて色々妄想しあってると、次々新しいものに目が行ってしまう。
そんな頃、運良く会社の行事でCB缶を使うイワタニのツーバーナーが当たった。
そうなるとランタンやシングルバーナーも欲しくなり、CB缶は経済的などと適当な理由を並べてはせっせと揃えていった。ところがそれ以降のキャンプでも独特の雰囲気があるガソリンは捨てきれず、結局すぐにガソリンがメインのスタイルに戻ってしまった。
結果的にCB缶の道具達は我が家のキャンプではちょっとしたつまみ食い程度に終わった。
ただツーバーナーだけは奥さんが気に入ったご様子で、以降のキャンプではしばらくガソリン系と一緒に連れていかれていた。
 
 
ガソリンのランタンとバーナーは釣りでも大活躍だった。
集魚用に2マントルをえっちらおっちら持って歩いて、お腹がすけばシングルバーナーをシュポシュポしてお湯を沸かす。
2マントルはとても明るくアルミ箔で作ったリフレクターを装着して斜めに置いて海面へ向けると電池式の集魚灯など目じゃない程で、特にヒイカシーズンは欠かせなかった。
ガソリンバーナーは特に風に対する強さがピカイチで、困ったことは無かった為に当時は手放せなかった。
そんな訳で釣りでは雰囲気云々というより実用本位でもっぱらガソリンを使い続けていた。
ところがあることがきっかけとなりCB缶のランタンとシングルバーナーを使うようになった。
  
ある時ガソリンを切らしてCB缶のランタンとバーナーを使ってみると、これほどお手軽で便利でしかも経済的な道具は他にはない!
流石に集魚灯としては使えないけど明りとしては十分だし、バーナーもシュポシュポしなくて大丈夫!
なにより車から釣り場が遠い場合の荷物のまとまりっぷりには改めて感動した。
ほとんど車横付けのキャンプだったので道具の重さはあまり気にしてなかったが、
要するにガソリンだと大きさ的にランタンも1つの荷物であり、バーナーもシングルバーナーとは言え大げさに言えばそれに近い。
ところがガスだとランタンもバーナーも1つのバッカンに入るので、荷物が増えるのではなくバッカンが多少重たくなる程度にまとめることができる。
以来釣りではCB缶がメインとなったが、ランタンは気が付けばLEDになっていた。
 
 
ただよくよく考えてみれば、、、
釣りで使うバーナーなんて昔は簡単な料理もしたけどこのところはもう何年もカップ麺のお湯を沸かす程度だし、頻度もそれほど多く無い。
長丁場になるときはそれに加えてせいぜいコーヒーを入れる程度。
そのため燃料代は気にするポイントではく、気にした方が良いところはお手軽さ。
20年以上使ってきたがユニフレームのシングルバーナーは組み立てるのが意外と煩わしい。
袋から出して、ゴトクをねじで止めて風防類をセットして、ガスはセットする台をガシャン、ガシャンしてからはめ込む。
長年それが当たり前だったので今まで何とも思わなかったけど、一度気になり始めると気になる。
確かに20年以上付き合ってくれた道具には愛着があるけど、最近は歳のせいか持病のせいかお手軽さを重視したい気持ちの方が勝ってしまう。
そんな訳で、いつまでもガシャン、ガシャンやりながらCB缶じゃなくてもよくね?
ってところに落ち着いた。
  
そして思ったことが、、、
OD缶のシングルバーナーであれば、
片手にOD缶、もう片方の手にはバーナーを持って、
 アイハバ OD缶~♪
 アイハバ バーナー~♪
 う~ん、OD缶バーナー ♪
てな具合に簡単にセッティング完了~!
と、今更ながら思い立った。
 
実は昔キャンプ道具を一式差し上げた友人の計らいで、ありがたいことにそのキャンプ道具がそっくりそのまま我が家へ戻ってきた。
差し上げたものだからと1度はお断りしたものの、もう使わなくなったとのことだったのでありがたくご厚意に甘えさせて頂いた。
差し上げた当時は息子のことなど全く頭になかったが、子供の頃の思い出一杯の道具を使いたかったらしく残念がっていたのでとてもありがたい。
友人の計らいに感謝、感謝!!
m(_ _)m
 
そんな訳で、懐かしさもあってキャンガスってのもありだなぁ。。。
唯一他社のOD缶とは互換の無いガス缶ではあるが、意外と今でも近所のスポーツショップや、ホームセンターでも細々と販売されてるし。「高い!」って訳でもなくむしろ普通のグリーンのコールマンよりは安いので、それでもいいけど、、、
おっと、こちらを使うのは一応息子に確認してからだな!!
 
そこで存在すら忘れてたくらい出番のなかったプリムスのP-2243SAを引っ張り出してみた。
古いけど、まだまだ使えるだろう。早速山屋の間じゃ有名らしい近所のお店までガス缶を買いに行った。先日買ったルミエール用の異常に高いインディゴのガス缶は置いといて、気分は久しぶりにOD缶を買った感満載。
2個買っても700円でおつりが来たから思ったより安かったな。
これはスポーツ店やホームセンターで普通に見かけるが、OD缶とはもう縁が無いだろうと値段はあまり気にしたことが無かった。
だがこの店は以前訪れた時に山積みの黄色のプリムスは強烈に視界に入り、更に黄色に赤字の値札も印象に残った。
そんな訳で300円代だったことが意識するともなしに頭の片隅にあったので、今回はこの為に再び訪れてみたがやはり300円代。
改めてみると315円が異様に安く感じたが、ここはいつもこの値段なんだろうか?
それとも直前に買ったインディゴのガス缶がこの倍以上だったせいで安く感じただけ?おっと、お値段のことは置いといて、
そんな流れでこうなった。最近の釣りではこのガス缶と2243を適当にバッカンへ放り込んで持っていく。
形状的にOD缶はコロコロするけど納まりは悪くないと思うしセッティングは今までとは比較にならない程、楽!
先週末も活躍してたし。もう釣りのお供だとガソリンやCB缶には戻れないかもな。
 
長くなったが、そんな流れで最近の釣りでは古いプリムスのP-2243SAが活躍してる。
こいつは鍋の安定性も抜群で火力は3、600kcal/hもあるので、お湯などあっという間に沸いてしまう。
(ユニフレームもあっという間だけど。)
しかも意外と風に強い。
最近のシングルバーナーはとてつもなくコンパクトなものもが主流のようだ。
バックパッカーやバイクツーリングキャンプだったら極力小型化されたものが必須となるんだろうし、釣りでもコンパクトに越したことはないので正直気になるっちゃ気になる。
だが移動は車だしそこまでコンパクトじゃなくても今のところこれで問題を感じたことはない。
むしろ風防を用意しなくてもある程度の風に耐えてくれるってのは釣りで使う場合は譲れない条件でもあり、改めて使ってみると2243は外せないかな。
そしてこの形状のバーナーは炎口が広がっているので炎が出る範囲が広いため、鍋の底が均一に温められて飯がうまく炊ける(気がする)。
逆に最近のちっこいバーナーは小型の炎口が中央にポツンとあるので炎が中央に集中して、しかも垂直に上がるので熱が外側へ漏れにくくシェラカップのように底が狭いものを温めるには都合がよさそう。
2243では炎が外へ広がり熱が逃げてしまい、効率悪そうでなんかもったいない気がする。
そこだけを取り上げたらソロの釣りでも都合はよいとも思ったり思わなかったり。。。
なところもあるけれど、トータル的にはやはり釣りには2243だな!!
 
ってことで最近改めてお気に入りの仲間入りをした、とっても古いP-2243SAなのであった。
めでたし、めでたし。



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