オレンジ見つけてコンプリート！
昔から多趣味で奥さんから窘められていた。
中でも道具で場所を取るため特に嫌われている３大趣味があった。
それは「バンド活動」、「動物写真」、「釣り」。
ある時（かなり昔だけど）一つに絞るようキツく言われた。
潮時かなってことで「バンド活動」と「動物写真」を諦めて、場所をとってる楽器と一眼レフカメラを泣く々処分した。
そして残した趣味は「釣り」。
今になってみると「釣り」を残したのは色々な意味で正解だったように思える。
だがそれ以外に何気に今も続いているお金も掛からず場所も取らない地味な趣味もあり、その代表が「コーヒー」かな。
その他にもいくつかある中の一つに「マルチツール（十得ナイフ）」の収集がある。
特にお気に入りはビクトリノックス社とウェンガー社のアルミ製のマルチツールだが、持ってない物やレア物を際限無く集めまくってる訳ではなく、ある時何気に思いついたテーマに沿って長年掛けてクリアする（集める）のを楽しみとしている。
そのテーマの内の一つが最近クリア出来た。
上の写真はビクトリノックスのクラシックＡＬというモデル。
１４～５年くらい前まで５色が発売されていた。
ある時シルバー以外のカラーが廃盤となってしまったことを知り、それらを全色揃えるといったお題を思いついた。
地味に時間を掛けて４色は揃ったが、それ程趣味として気合が入ってる訳でもないせいか残るはオレンジ１色だというのに長いこと揃わないままでいた。
それが縁起の良いことに新年早々ふとしたところで目に止まり、早速入手。
そんなこともあるのね。
このシリーズ、全色コンプリートだぜ！
やっとかぁ。。。
といった、なんとも言えない達成感。
そしてそれらを並べながら一杯やってる瞬間は最高に幸せ気分に浸れる。
これの前にコンプリート出来たテーマは２０１５年から毎年秋頃発売されてた限定モデル。
２０１５〜２０１７の３つ。
（２０１８年は発売されるか否かわからないので現時点では一応コンプリート。）
ただこちらは毎年発売された時に購入してれば良かったので、難しいわけではない。
この限定版はクラシック以外にもカデットとソルジャーというモデルが同時発売された。
最初の年はこの２つに関して見送ったが、翌年からソルジャーも合わせて購入するようにした。
２０１６年、２０１７年と集めてみれば、見送った２０１５年のモデルも欲しくなる。
今更悔やんでも中々入手困難で、こちらはいまだ探してる最中。
このソルジャーというモデルに関してはスイス陸軍に納入していたモデルを揃えることをテーマとしてた頃があった。
（ソルジャーに関するテーマは他にもあったので、我が家にはソルジャーが沢山ある。）
テーマの対象としていたのは１９６１年にモデルチェンジしたアルミ製のハンドルのもの（ソルジャーＡＬ）。
左から、
ウェンガー社のＤリング付き、ビクトリノックス社のキーリングが無いもの、同社のキーリング付きのもの。
マークは会社のロゴでは無く、スイス陸軍に納入が許されたものにのみに刻印が許されてるロゴマーク。
だがファースト・ソルジャーの入手は困難だし、万が一見つけたとしても復刻盤でさえ６万円もするものなのでオリジナルなんて手の出る額ではない為、ファースト・ソルジャーは自分的に論外としている。
その為次世代の１９６１年から納入されていたものを対象としている。
ちなみにファースト・ソルジャーの柄（ハンドル）は木製（エボニー／黒檀）。
１９６１年から長年続いたアルミ製のハンドルのモデルは２００８年にモデルチェンジして樹脂製のハンドルのものに変わり、今に至っている。
そしてモデルチェンジ前のアルミ製のソルジャーは、ソルジャーＣＶＡＬとして今も販売され続けている。
ＣＶＡＬのＣＶとはＣｉｖｉｌｉａｎＭｏｄｅｌのこと。
意味はそまんまの一般市民向けってことで、もちろんスイス陸軍に納入できる証であるロゴは刻印されてはおらず、ビクトリノックス社のロゴに変わっている。
そんな流れでスイス陸軍に納入されていたソルジャーをテーマとして楽しんでいたが、これもクリア出来た訳だが。。。
ファースト・ソルジャー預金でも始めようかな、などと思ったり思わなかったりし始めている今日この頃。
いつか↑こうなることを夢見てたりして！？
危険だ。。。
