自家焙煎　～実践編～

いよいよ待ちに待った週末。
自家焙煎の開始。
出来上がり５０ｇを想定して５５ｇを焙煎してみる。
ちなみに焙煎すると生豆の時より１０～２０％程度軽くなるが、容量は増す。

まずは焙煎前の生豆をハンドピック。
よく解らないので悩んだら弾く。
（右の器が欠点豆と勝手に判断したもの。）

結果５５ｇだった生豆が約５０ｇまで減（汗
（一番最初の写真のメジャーは生豆用だけど我が家では秤を使ってるので不要、でも生豆用は珍しいのでとりあえず一緒に写してみただけ。）

さて焙煎開始。
焙煎機は銀杏を煎る為に２０年くらい前にコーヒー屋さんで買ったもの。
当時から頭の隅にいつかは自家焙煎といった思いがあって、どうせ買うならコーヒーが焙煎できるものであれば銀杏もＯＫでしょってな勝手な判断の元に銀杏を煎っていた焙煎機。
コーヒーっぽく言えば、ハンドロースター。
故に今回初めてコーヒーに使うけど、
そもそもコーヒー焙煎用 <(￣＾￣)>
結構小ぶりな焙煎機なので生豆５０ｇが良いところかな。

焙煎開始３分後。

５分後。

１０分後。
この辺りでハゼてチャフが結構燃えていた。



１４分後。
もうえっかな？
で、ドライヤーで冷やしてみた。
なんか浅い。
アメリカンだな。
で、更に焙煎。
直ぐにハゼて再びチャフが燃えだした。
５分後には治まったので、ここで終了。
（正解か否かは解らないけど、ハゼを目安にしてみた。）

これをドライヤーで冷ますとこんな色。
どうやら冷めると色が濃くなるようだ。
でも凄ぇ～好きな色、焙煎終了。

ちょっと焦げっぽいのもあるけど気にしないことにする。
そして更にハンドピックすると、
今回は結果的に生豆約５５ｇから３９．３ｇが出来上がった。

約２０ｇを焙煎直後の今飲むことにして、残りは１日置いて明日にしてみようかな。

これをガラガラ挽いてみると、普通にコーヒーじゃん！

そして淹れてみれば、イイ感じに蒸らされて、

気持ちよくドリップが出来た。

さてさて出来上がりをお気に入りのミニマグカップへ注いで、、、

飲んでみると、、、
コ、コ、コーヒーじゃん！
驚いたことに普通にコーヒーだ。
奥さんに感想を聞いてみると、
「うん、普通にコーヒーだね、美味しいよ。
今度グアテマラＳＨＢでやってみて。」
やったゼ！！
初自家焙煎した豆が普通にコーヒーしてくれた。
ちなみにガテマラＳＨＢは我が家では母親を除きみんな大好きなコーヒーで、普段から飲みなれている。
どんなコーヒーを淹れても常に比較対象となっている我が家基準のコーヒー。
ちなみに母親は昔からトラジャ一辺倒でガテマラはイマイチとのこと。

それにしても。。。
ぃや～、メチャクチャ楽しい。
思ってた通り諸々めんどくさいことはあるが、煎ることは難しく無い。
（極めるなら別だけど、軽い趣味なら楽しい。）
ブラジルサントスが無くなったら早速ガテマラにチャレンジしてみよっと！