何故ピンクペッパーはダメなのか？

今回は前回書いたプジョーのミルについての備忘録。

プジョーのミル達を使うにあたって注意点がいくつかあった。
まずペッパーミル。
　・ブラックペッパー：○
　・ホワイトペッパー：○
　・グリーンペッパー：○
　・ピンクペッパー：×
※レッドペッパーは唐辛子

何故ピンクペッパーだけＮＧなのか？
ブラックペッパーは熟す直前の実を皮のまま乾燥させたもの。
ホワイトペッパーは熟した実を水に浸して皮を取り除いて乾燥させたもの。
グリーンペッパーは熟す前の緑色の実を乾燥させたもの。
ピンクペッパーは完熟した実を皮ごと塩漬けにしてから乾燥させたもの。
「ピンクペッパーは油分が多い為ミルには向かない」と書かれたサイトがあったけど、
胡椒の油分のせいなら元は同じ胡椒なので他の胡椒もＮＧだろうから、コショウボクか西洋ナナカマドの実のことだろう。
ちなみにコショウボクと西洋ナナカマドの実もピンクペッパーと呼ばれている。
コショウボクや西洋ナナカマドではなく胡椒で作られたピンクペッパーが使えない理由は、
『塩漬けの為塩分が多く含まれてる』から？
調べてもＮＧの理由は明確にはならなかった。

そしてついでと言ってはなんだがソルトミル。
プジョーのカタログには以下のような記述があった。
「○　クリスタルソルト、岩塩、湿り気の無い塩、ヒマラヤ産ピンク岩塩
×　ピンク岩塩、海塩、湿った塩、その他スパイスには使用できません。」
更に以下の説明も発見。
　・クリスタルソルト
　　天然天日塩を溶解、精製し結晶させたものを脱水乾燥させた塩をご使用ください。
　　（塩粒は透き通った透明に近い色）
　・岩塩
　　太古の昔海だった場所が干上がってできた岩塩層。
　　「岩塩」とは、地中深く眠る岩塩鉱脈から採掘した塩のこと。
　　水分含有量が少なく、塩色は透き通っています。
　・天然天日塩
　　塩田で太陽と風で乾燥させた塩は、水分を多く含んでおり、
　　ステンレス製のソルトミルには使えません。（塩粒は乳白色）
　・天日塩（せんごう塩）
　　海水を天日で乾燥させ、釜で焚いて粒状にした塩。
　　脱水処理を充分に行っていない塩は水分を含んでいるため
　　ステンレス製のソルトミルには使えません。（塩粒は乳白色）
　・ピンク岩塩・ブラック岩塩
　　硫黄成分を含んでいるため、
　　プジョーソルトミルでの使用はできません。
　
　
ピンクペッパーはほとんど使わないから、まいっか。
今回ソルトについても気になったので調べてみたが、
そもそもソルトミルはクリスタルソルト用らしい。
だがクリスタルソルトはあまり使わない。
使うのは主に岩塩で、
特にヒマラヤ岩塩は手軽だしよく使うのでこれが使えればイイかな。