タナゴ用の仕掛巻きを自作してみた
原風景の中での釣りを復活(?)してタナゴに目覚めちゃってからは、
和に対して拘る気持ちが少しづつではあるけど芽生え始めてきた。
亡くなった母方の祖父の影響かな?
幼い頃に亡くなってしまったので直接祖父が使ってるところは見たこと無いが、
沢山の竹竿や木製の合切箱や水箱などが物置に保管してあった。
どれも見事だったので子供ながらにいつもワクワクしながら眺めていた。
いつかは自分でつくったこんな素敵な道具で釣をしたいと思いながら眺めてたので、目に焼き付いていて今でも鮮明にその道具達を覚えている。
そして時折母親が懐かしそうに眺めては思い出話を聞かせてくれた。
それらのほとんどが伯父(母の兄)のお手製だそうだ。
伯父は釣はやらないのに手先が器用だった為に、しょっちゅう釣り道具を作らされていたらしい。
幼い頃の小物釣りは、今思えば贅沢な話だがこの祖父の竹竿で楽しんでいた。
そして合切箱は持って歩くことなどなかったが、
中身(針や錘や仕掛け巻きなど)は使わせてもらっていた。
小鮒やタナゴを釣るようになってからは、そんなことをよく思い出す。
今は跡形も無く処分されてしまったが、惜しいことをしたもんだ。
土曜(7/23)のこと。
仕掛けは予め作って仕掛巻きに巻いておく。
仕掛巻きは今では主に発泡材で出来たものか、樹脂製のものを使ってる。
確かに竹よりも全然扱いやすいんだけど、
なんか趣に欠けるな。
ってことで、思い付きで細やかながら和テイストを求めて再び竹製の仕掛巻きを使いたくなり、フラっと釣具屋へ寄ってみた。
そしたらビックリ、髙っ!
昔はもっと安かったような。。。
こんなもん何個も買ってられないから作っちまおう!
と、1つだけサンプルとして購入。
帰りはホームセンターへ寄って材料の買出し。
ところが。。。
竹材は竹ひごしか売ってない。
両サイドに使う四角い竹はどこで売ってるのか?
その時仕掛け巻きを自作してる友人が頭に浮かび、早速電話。
すると、
「甘いな、、、資材売場じゃなくてキャンプ用品売り場。」
な~るほど!
早速行ってみれば、ドンピシャ!!
帰宅後は早速サンプルと照らし合わせてみた。
上(四角い串)と左(丸い串)が今回購入した竹、
右は家に有ったウキの足に使った竹ひご。
まるで規格でも決まってるかの如くピッタンコ!
晩には一杯飲み々お試しでいくつか作ってみた。
4袋分、完成~♪原価はこれだけ作るのに30円掛かってないくらい。
でも買ったらおよそ1、800円。
ぅ~ん手間賃を考慮しても、、、やっぱ髙い気がするが。。。
そして翌日曜の朝は早くから量産体制の準備。
これで思いついた時に一杯やりつつ地味に作っていく準備完了~♪