T.B.S.F.(TBSF)管理人の本当のひとりごと/日記

ややこしい話しは厳禁、ラフに言いたい放題。
『家族』「料理」「キャンプ」「釣り」をこよなく愛する早期退職プー太郎オヤジのひとりごと(日記)。
※キャンプも釣りもコロナ禍で自粛中な為行けてません(涙
 インドアの趣味である料理ネタばかりだけど、
 それも悪くないと思い(諦め)始めた今日この頃、なんだかなぁ。。。
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日本では「作れない」ではなく「作らない」だった全面物理強化ガラスの食器/DURALEX (デュラレックス)

入院前に書き始めた日記があったけど、バタバタしてて終わらなかったので続きは退院してからと思っていた。
だが内容的になるべく早くといった気持ちもあって、写真は前もってUpしてたものでなんとかする事にして入院中に続きを書いた。
今回はその日記。

このグラスは容量250mlで我が家じゃ定番のロックグラス。
夏を除いて一杯やる時はもっぱらこのグラスを使ってる。
夏はガラス製のグラスだと氷が早く溶けて中の飲み物が薄まってしまうので、ステンレス二重構造のタンブラーの出番が多くなる。
ただこのグラスは厚みがあって他の薄いグラスよりは溶けにくいから、このシリーズに限っては気分で夏でも使う頻度は高い。
これで芋焼酎のロックを頂くと、見た目がとっても涼しげでなんとも気持ちがイイ。
1歩外に踏み出すとムッと蒸し暑くて更にそこから3歩も歩いたら熱中症になりそうな今日この頃、エアコンで心地よく冷やされた部屋の中でこの涼しげなグラスで飲むすりおろししょうがを浮かべた芋ロックは、最高。
そこはもう別世界、たまらん。。。
 
過去プレゼントで頂いた切子やバカラなど高級なロックグラスも使っては見たものの、結局これに戻ってしまう。
いくら使っても飽きないから不思議。
手に持ってもしっくりくる。
何より淵を口元に当てると、まるでグラスが飲み物を運んでくれてるかのように錯覚してしまうほど心地良い絶妙な角度。
このグラスに見覚えのある大人の方々は、是非今改めてこれで酒を試してみて頂きたいほど。
 
このグラスはフランス製。
DURALEX (デュラレックス)というメーカーのPICARDIE(ピカルデイ)という超有名なグラス。
アメリカで言ったらLIBBEY(リビー)のGIBRALTAR(ジブラルタル)みたいなもんか。
若い方々にはブルーボトルコーヒーの影響もあって、ピカルデイは知らなくてもジブラルタルなら知ってるって人も今となっては少なくないのかな。
 
このピカルディは世界中に広く知れ渡り、今尚ロングセラーが続いてるそうだ。
日本ではおよそ60年ほど前から輸入されるようになったとか。
その昔はこのグラスでお冷やが運ばれてくる店は沢山あったので、見たことある人も多いことと思う。
若かれし頃は地元周辺(十条や赤羽)の多くの安酒場でも焼酎の梅割りやロックを頼むとこのグラスに注がれて来た。
昔を知らない最近の人達でも輸入雑貨店などで見かけると「おっしゃれぇ〜♪」と言って思わず手にとってしまう人も少なくないと思う。
 
ところが今となっては外食しても昔ほど見かけなくなった。
 
デュラレックスは世界で初めて全面物理強化ガラスの食器を製造したメーカーと伝えられている。
某販売店によると、
『普通のガラス製品に比べて強度は2~3倍、耐熱温度差が通常ガラスが60℃前後に対しデュラレックスは130℃の温度差に耐えることが出来ます。
そのため食洗機、電子レンジ、熱湯OKなので気兼ねなくお使い頂けます。』
とある。
実際長く使ってても丈夫だし綺麗で飽きの来ないデザインであることは確か。
 
ただ素人なので、
全面強化ガラスは耐熱ガラスと違って材料は普通のソーダガラスだし、電子レンジで使ったり熱湯を注いだりしても本当に大丈夫なんだろうか?
などと心配になる。
メーカーでも大丈夫と言ってるんだから大丈夫なんでしょうけど、自分ではいまだに電子レンジや熱湯は試したことがない。
 
 
250mlの次に出番の多いサイズは、サワーやホッピーなどを楽しむときに使う360ml。
(500mlでも最初はイイ感じなんだけど、自分のペースで家飲みしてると後半美味しくなくなる。)
シュピゲラウやリーデルの薄いビールグラスで飲むのも好きだし、夏は容量の大きなステンレス二重構造のタンブラーも好き。
だけど250mlと同じ理由で季節を問わずこのグラスの出番は多い。機能とは関係無い個人的なことだけど、ピカルデイは家族で食事に行くとほぼどこの飲食店でも見かけたので、幼い頃から見慣れてるだけに使っててなんとなくほっこりするところもある。
おそらく飽きずに死ぬまで使い続けるんだろうなあ。
 
 
ところが。。。
とても丈夫で綺麗で扱いやすい全面物理強化ガラス製のグラスだけど、日本ではこの全面物理強化ガラス製の食器は(一部の鍋蓋を除いて)製造されてないとのこと。
その理由は、、、
なんと、爆発するから!
全面物理強化ガラスの食器は稀に突然爆発することがあるらしい。
取説にも、
『割れた場合、破片が鋭利なかけらまたは細片となって激しく飛散することがある。』
といった記述があるとのことだが、グラスの取説なんか読んだこと無い。
全く知らずに使ってた!!
あることがきっかけでつい最近知った。
なんだかなぁ。。。
(自己責任の下、使い続けるけど。)
飲食店で見かけなくなってきたのは、そのせいなのかな?
規制の厳しい日本で販売されてるんだからそれなりに安全なんでしょうけど、確かにもし自分が飲食店の経営者だったら日本で作らない理由のあるものをリスクを背負ってまで使いたくはない
 
 
「丈夫で割れにくいので赤ちゃんや子供が使っても安心。」らしきことがどこかに書かれていた。
イヤイヤ、子供が使ってる時に爆発したら怖い。
仮に爆発の可能性は0.01%以下だと言われたとしても、孫が出来たら絶対使わせたくない
孫が出来るのなんてまだまだ先の話としても、知っちまった以上大人である奥さんや息子が使うにしてもあまり気持ちのいいもんでもないかな。
(しつこいけど、自分ではまだまだ使い続ける。)
 
 
「おっしゃれぇ~♪」
といいながら使ってる小さいお子さんがいらっしゃるご家庭の皆様、
くれぐれもご注意ください。

 
何故今更デュラレックスかと言うと、それが言いたかったから。
 

【やっぱりロゴが好き とか】
2015年の確か夏ごろだったか、ピカルディのデュラレックス70周年を記念したバージョンが発売された。
そんな高いもんでも無かったので、なんとなく購入してみた。
バラでは売っておらず仕方なしに箱(6個入り)で買ったが、結局いまだに1個しか使ってないので5個は未使用状態で大切にしまってある。
グラスの底のロゴはこうなっている。こっちのオリジナルのロゴのがスキ!


ちなみに、
70周年のもの(250ml)は当時6個入りで税込1、000円でお釣りが来た。
以前から使ってた250mlは1個2~300円程度。
そして360mlは確か500円くらいだったかな。
500mlのがデカイのに300円くらいだったので、別の店だから仕方ない事ではあるけど釈然としなかったのを覚えている。
どれもバラ売りされてるのを1個だけ購入したので割高ではあったけど、それにしてもそんな程度で購入出来る。
以前コストコで250mlが1個あたり80円くらいで売ってたのをチラッと見掛けたこともあった。
12個入りだったので使い切れるもんじゃないしスルーだったけど、いずれにしても箱だと安いな。
 
爆発云々と言いながらこんな事言うのもおかしいけど、
こんな値段で、歴史もあって丈夫で長持ち、しかも雰囲気抜群なものって他にあるだろうか?
自分じゃ爆発したって発売禁止にならない限り使い続けるだろうな。
 
DULAREXは目立った気泡が多かったり表面に傷が付いてたりするものがあるらしい。
気付かなかったが上の写真のようにアップで見ると、細かいけど確かに気泡がポツポツ見える。
店頭だとバラで並んでれば選べるけど、通販だとそうもいかない。
その為きちんと検品してるので多少お高く設定してると言ってるショップもあった。
70周年のものは箱の中まで確認したわけではなかったが、気になる程でも無かった。

 



コメント

  • 無事手術が完了ってことでいいんですよね?
    まずはよかったですな。

    グラスで一時期流行っていたクリスタルガラス。
    鉛入りで廃れた感ありの素材なのだが
    今は入手が困難になり仕事上困っているんです。
    なにしろブラウン管とかにも鉛入りのガラスは使われていたんだけど
    もう昭和の化石化しとりますわな。
    なにに使うかというとX線を遮蔽する能力のあるガラスとしてなんですけどね。
    逆に言うと昔のTVや電子レンジって実は電磁波(X線含む)が出てました。

    • まいど〜♪

      お陰様で本日現在順調とのこと。
      効果のほどはまだしばらくはわかんないけど、今回10ヶ所も手術したので回復に向かって欲しいもんだわさ。
      もしかしてまだ例のお守り効果が続いてるから順調なのかも!
      入院時にはしっかり持ってきてるし。

      鉛入りのガラスって、素人なのでわかんないけど医療用じゃ弱いの?

      https://www.order-glass.com/sp/namari.php?utm_source=Yahoo&utm_medium=cpc

      今回の手術は昨年ほどでもないので、退院後は比較的早めに釣りいけるかも。
      但し座ってないとダメなので、当分は車横付けのタナゴorハゼかな。
      穴子も行きたいけど、大荷物持って歩くのはしばらく控えないとダメかも。
      ハゼは近所でも出来るので、タナゴお付き合いヨロ〜!

      どもでした。

  • はじめまして。
    コーヒーで検索してたらこちらのブログにたどり着きました。ポットの記事とおしゃれなドリッパーの記事はとても楽しく参考になりました。
    わたしもピカルディは知らないけどジブラルタル は知ってます。
    ジブラルタルはグラスの名前らしいですけど欲しかったのでネットで検索したら色んなグラスが出て来ますがどのグラスのことを言うのでしょうか?
    お店によっても色々なグラスが使われてませんか?
    初めてなのに突然質問なんて失礼ですよね。ごめんなさい。よろしくお願いします。
    大変な手術されたみたいですがお大事にしで下さい。

    • おはようございます。
      はじめまして、
      こんなローカルなブログにお越し頂きありがとうございます。
      しかもコメントまで頂けて大変感謝です。

      早速ですが、
      そもそも「ジブラルタル」は、
      ブルーボトルコーヒーがアメリカのリビー社の「ジブラルタル」というシリーズの中の『ジブラルタル・ロック』というグラスの一番小さい容量のものに注いで提供したのが始まりです。

      『ジブラルタル・ロック』はサイズが豊富ですし、『ジブラルタルツイスト・ロック』と言ったグラスもあって紛らわしいです。
      近頃じゃコーヒーショップで提供されてるグラスもメニューには「ジブラルタル」と記載されてても全く別のグラスに注いでるショップがあるようです。
      (個人的にはそんな柔軟さ、好き。)
      また「ジブラルタル」シリーズにはワイングラスやビアグラスなど様々な種類があります。
      従って検索キーワードに「ジブラルタル」を入れるとそれらがワラワラとヒットする為事情を知らないと確かに混乱するかもしれませんね。

      お探しのものは『ジブラルタル・ロック』の中では一番小さな容量(133ml)のもので、品番が15248のグラスかと思われます。
      店頭やネットで確認してみて下さい。

      ほんとに簡単ですけど、こんなんで大丈夫でしょうか?
      ここでダラダラ書くのもなんなので、落ち着いたら「ジブラルタル」について日記にもう少し書いて見ますね。
      いつになるかわからないけど。。。(汗

      有難うございました。

      • おはようございます。

        半信半疑だったけどやっぱりこのグラスでよかったんですね。とってもわかりやすい説明ありがとうございました。早速ネットで買いす。届くの楽しみです。日記も楽しみにしてます。

        ありがとうございました。

  • デュラレックスのグラスを長年使ってきていますが、ぶっちゃけ普通に割れるくらいならもしかして爆発するくらいのほうが全然いいです。普通に割れると鋭利な断面だらけの凄まじく危ない状態になりますしね。
    というか、爆発した事なんてここ10年くらいで1度もないですしちょっと落としたくらいじゃびくともしないので重宝していますよ。

    • 和哉さん
      はじめまして。

      50年以上の付き合いですが、同じく爆発したところは見たことありません。
      でも可能性のあることを知ってしまうと、身内には使って欲しく無いと思ってしまいます。
       
      と言いつつ結構使っちゃってますけどね。

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