T.B.S.F.(TBSF)管理人の本当のひとりごと/日記

ややこしい話しは厳禁、ラフに言いたい放題。
『家族』「料理」「キャンプ」「釣り」をこよなく愛する早期退職プー太郎オヤジのひとりごと(日記)。
※キャンプも釣りもコロナ禍で自粛中な為行けてません(涙
 インドアの趣味である料理ネタばかりだけど、
 それも悪くないと思い(諦め)始めた今日この頃、なんだかなぁ。。。
◆『カテゴリー』の「日記」をポチると「ある日の~」以外が表示されます。

鋳物のニトスキと当時大正解だったアルミのダッチオーブン

我が家でダッチオーブンを使い始めたのは20数年前の事。
当時は今ほど選択肢は無かった。
材質は今と変わらず鋳物が主流ではあったが、その他だとステンレス製は見たことが無く逆に今ではほとんど見ないアルミ製を良く見かけた。
鋳物かアルミか、どちらにするべきかいざ購入って時に散々悩んだのは今でも忘れない。
 
当時鋳物のダッチオーブンと言ったらLODGEくらいしか見なかったが、悩んだと言っても本来欲しかったのはそのLODGEのダッチオーブン。
カッコいいダッチオーブンをブラックポットに育てたいと夢一杯だったし、それは購入を決める理由の1つでもあった。
ところがいざ買おうとすると、自分のスタイルに当てはめて色々イメージしてるうちにある3つの不安がよぎった。
 
1つ目は、「お昼は現地で軽くなんか作ろうか」的なファミリー・デイ・キャンプは比較的『』が多かった。
鋳物のダッチオーブンを頻繁に海で使うのは痛むので、NG。
それ故一般的に海メインの人達はアルミ製一択とのこと。
 
2つ目はキャンプの度に気を遣うのは煩わしい。
子供らが寝た後の楽しみといえばお父さん同士で盛り上がることだが、これ無くしてキャンプ無しみたいな。
その際ダッチオーブンで作った料理を叩いてて、ついそのまま寝てしまい朝まで放置した日にゃぁ。。。鋳物製だったら恐ろし過ぎる。
当時は未知の世界なので分からなかったが、気を使いそうなところが他にもあったら考え物。
  
3つ目は手入れを怠ることは出来ない。
大きくは「2つ目」に含まれるかも知れないが、使った後は速やかに手入れをしないとすぐに錆るらしいので、時間が経ってしまうと面倒なことになりそう。
その手入れも何やら簡単ではなさそう。
デイ・キャンプと泊りのキャンプを合わせたら、振り返ると回数は多い。
第1の目的は家族や友人と楽しむことなので、余計な時間は極力減らしたい。
アルミであればサッと洗い流しておしまいだろう。
 
ブラックポッドに育て上げるといったダッチオーブン最大の醍醐味と、自分のスタイルを天秤に掛けて悩み倒した。
年間数える程しか行かないのであれば気を使うのも楽しみのうちとばかり、迷うこと無くLODGEのダッチオーブン一択だったかも知れないが、我が家では週末になると雨が降っても出掛けるほどだったので回数だけはかなりのものだった。
 
結局実用性重視で泣く々LODGEのダッチオーブンをブラックポットに育て上げる夢は諦め、アルミ製にした。
ちなみにLODGEよりも高額だったので、少々怯んだのも覚えている。
 
結果的には出掛けた回数分ダッチオーブンの出番があったわけでは無いがかなり多くの場面で登場してたので、アルミで良かったと購入してすぐに胸をなでおろした。 
頻度からして、鋳物だったら手入れが大変で音を上げてたかな。
使い勝手は天と地の差だったことだろうと思われる。
 
記憶に残っている良かったと思ったことをいくつか挙げてみる。

1.海のデイキャンプでも何ら心配することなく気兼ねなしに使いまくることが出来た。
2.料理をダッチオーブンに残したたまま寝てしまっても、翌日ダッチオーブンは錆ることなく再び残った料理を美味しく食べる事が出来た。
翌日のが旨いカレーなどの作り置きもできて便利。
いくら車でもわざわざ移し替える為の鍋をキャンプの度に持っていくのは煩わしい。
とは言えあえてそうした訳では無く、空いてる鍋があれば移すようにはしてた。
鋳物のように神経質にならなくても、ついうっかりという事があったって一晩くらいなら全く問題無かった、ということ。
3.帰宅後忘れてベランダに数日間放置してた事も長い年月の中で1度や2度では無いけど、ビクともせず無事。
4.現地で採れたてのトウモロコシを頂いた時も、なんら気を使うこと無くダッチオーブンで茹で上げる事が出来た。
大切に育ててる鋳物のダッチオーブンだとしたら、それを使って何かを茹でるなんてことはあまりしたくない。
5.鉄鍋ではご法度な魚料理も問題無し。
(関係無いけど、血抜きをしない魚が生臭いのは血液中の鉄分の影響。)
6.使い終わった後はサッと洗うだけで終わり、自分のスタイルでは言うこと無し!
7.メリットと実感出来た訳ではないが、軽い。
アルミならではの軽さは車でしか行かないのでメリットともデメリットとも思わなかったけど。
8.無水鍋的な使い方では重い鋳物が有利だと思い込んでたが、実際は大差無いと思われる。
考えたら家庭で使ってるものはこのアルミ製のダッチオーブンよりも軽いのに普通に機能しているし。
仮に鋳物製との違いがあったとしてもアウトドアで神経質にそこまで追求したくは無い(そこまで敏感になりたく無い)。
9.唯一心配だったのは焚火の時の直火。
結果的には心配するほど直火にさらしてなかったせいか、なんとも無く無事。
もちろん蓋の上に炭を置いても問題無かった。

心配だったこともあったけどアルミ製でも我が家のファミリーキャンプごときじゃビクともしなかった。
むしろ便利に使えた。
一時ダッチオーブンに限らずアルミ製の鍋はアルツハイマーになるなど体に良く無い説も大々的に広まってたが、それについての誤解も解けた。
と、言ったわけで『育てる』醍醐味のみ犠牲にすれば、我が家的には良いこと尽くめだった。 
このダッチオーブンは今尚我が家で活躍中~♪
(ではあるけど、家ではLODGEのキッチンオーブンのが出番は多い。)
(ちなみに後にやはり我慢できずにLODGEの深型10インチのダッチオーブンを購入したが時既に遅し、その頃からファミキャンも終了して、そのダッチオーブンは未だに未使用のまま眠っている。)
 
以前誰かに尋ねられたが、アルミ製だって焼き芋も美味しく作ることが出来る。
鋳物製のダッチオーブンとは若干時間が異なるので、参考までに作り方を書いておく。
まずはダッチオーブンにクッキングシートを敷いてサツマイモを並べる。そして強火で5分、強めの弱火で30分で焼きあがる。
(芋の大きさによっては多少の前後はあるかな。)ほっくほくの焼き芋はレンチンとは別物で、まいう~♪
我が家では大好評。
 
 
さてさて、
そんな訳で鋳物のダッチオーブンを育てるなんてことは諦めた。
だがブラックポットの夢は捨てきれず、その後LODGEのスキレットを購入してしまった。
写真は2つ目の6-1/2インチ購入時のものだけど、現在は全てのスキレットが順調に育ってる最中。
そして今更だけどニトスキに興味津々。
きっかけはこれ。見え難いけど、タダでさえ安いニトスキが更に安くなっている。
6インチが462円→399円、8インチが740円→599円
乗せる台はダイソーと思ったがこちらも安くなっている。
6インチ用が370円→299円、8インチ用が462円→399円
つい一緒にカゴへ入れてしまった。台が1枚多いのは、「LODGEも置けるかも。」とばかり勢いで6インチ用を2枚買ってしまった為。
(帰宅後試したら合わなくてぐら付いたが、置けなくはない。)

 
ニトスキの材質はもちろん鋳物製。
「SALE」の札をボーっと眺めてて、ふと思った。
『ニトスキだって鋳物だし、もしかして末はブラックポット!?』
ニトスキ育ててぇ〜!
LODGEと比べてぇ~!
みたいな。
 
6インチのスキレット+8インチのスキレット+6インチ用の台+8インチ用の台
     ↓
399円+599円+299円+399円=1696円(税抜)
 
なんと2セットなのにLODGE1つ分以下!!
ついカゴに入れてそのままレジへ向かってしまった。
 
ここまで安かったら、、、まぁ、そんなこともあるよね。
 
衝動的な勢いって、、、怖いな。
ニトスキはシーズニングしただけで、いまだに使ってない。



コメントを残す