T.B.S.F.(TBSF)管理人の本当のひとりごと/日記

ややこしい話しは厳禁、ラフに言いたい放題。
『家族』「料理」「キャンプ」「釣り」をこよなく愛する早期退職プー太郎オヤジのひとりごと(日記)。
※キャンプも釣りもコロナ禍で自粛中な為行けてません(涙
 インドアの趣味である料理ネタばかりだけど、
 それも悪くないと思い(諦め)始めた今日この頃、なんだかなぁ。。。
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クリーンカンティーンのスチールカップとパイントカップ

入院生活するにあたり持参した中で何気によかったものが、クリーンカンティーンのスチールカップとパイントカップ。
病院ではこの2種類を使い分けていた。
1つは元々有ったスチールカップ(10oz)で、もう1つは諸事情で入院する前日の晩にポチったパイントカップ(16oz、こちらは配達されると直ぐに奥さんが病院まで届けてくれた)。
(諸事情に関する日記→明日から入院だぜ
使い分けは、歯磨き用にスチールカップ(10oz)で飲み物用はパイントカップ(16oz)。このスタイル、賛否両論あるでしょうけどね。
「カップなんて1つあればイイじゃん。」
みたいな。
クリーンカンティーンでは同じステンレスのシングルウォールのカップなのに、
10ozをスチールカップ(上の写真左)、
16ozをパイントカップ(上の写真右)と呼んでいる。
なんか、ややこしい。

 
こちらの病院では朝昼晩とお茶を入れに来てくれるが、そのお茶が今まで沸騰してたかのような勢いで熱いもんだから直ぐには飲めずタイミング的に、特に朝晩は歯磨きとのかね合いから2つあって良かったと胸を撫で下ろした。
自由に動けるならそこは不自由を感じるところではないだろうな。
絶対安静だった頃は勿論歯磨きは論外だが、床上安静になるとベッドの上で上半身を45度まで起こして磨く事が許される。
だが自分でやる事は磨く事のみで、準備と後片付けは看護師さんにやって頂く。
もし1個だったら一旦お茶を水に入れ替えて、終了後に再びわざわざお茶を入れて頂くなど、あーだこーだとお願いしなければならず、心苦しかったことと思う。
感じ方は個人差あるだろうが、自分の場合は身動き取れないとこの心苦しさが辛い上に、いくつも重なり重くのし掛かる。
 
パイントカップ(16oz)を勢いでポチった原因となったクージーについては見直したかも。
当たり前で分かり切ってることではあるけど、熱いお茶が苦労せず美味しく頂ける。
暖かい飲み物が飲みたい場合は必須だな。
これ無くして朝昼晩に入れて頂くお茶は飲めなかった。
 
シリコンのパイントリングも、例えば歩行許可が出たての頃はやっと歩いてる状態で顔を洗いに行くのでとても便利だった。
便利と言うか、よろめいた時に何かに掴まろうとして柔らかさに助けられたことがあった。
材質によっては割れてた可能性もあり、危険。
アウトドアではあると便利だったが、家で使ってる分には「無くてもいっかな」くらいにしか思ってなかった。
だが入院中は無いと苦労(表現が大袈裟かな)したと思う。
輪に指を通せば同じ手で他のものも一緒により安全に持つことが出来る。
例えばリングに指を通してカップを持ち、その状態で歯ブラシを握りながら洗面台へ向かうなど。
その際リングが柔らかいので手に馴染んで不自然になりにくい。
そして反対の手は空くので、安心してヨロヨロ出来る。
更に本体はステンレスとくれば、陶器や樹脂と違いコケても壊れないからそのせいで怪我することも無い(純粋にコケた弾みの怪我は別)ので安全だ。
 
体が外科的には何ともなく自由に動く事が出来る状態での入院生活だったとしたら、家で使ってた時のように「無くてもいっかな」だったかも知れないが、体が不自由だと、まさかこんな物にこれほど助けられるとは驚いた。
メンタル面でも安心出来て、体が言うことを聞いてくれない切ない時期には何とも心強い。
 
人それぞれ感じ方は違うんでしょうけど、少なくとも自分の場合は入院中のカップはこの組み合わせにして正解だったようだ。
少々大袈裟なところもあるが、体が不自由でないと気付かない、あるいは気にならないことが結構有ったので、初車椅子の時とはまた違った気付きがあり、色々な意味で考えさせられるところがあった。
 
 
 
さて、本日いよいよ退院。
ここの病院の看護師さんはとても良く教育されている。
(「教育されてないる」なんて表現は嫌いだけど、第三者や時間が経って読見返した時の自分にも伝わりやすいかな、と思いあえて使った。)
失礼ながら1人1人がしっかり仕事してるなぁ、と感じる。
そんな中でも担当の看護師さんはピカイチ!
うん十年若かったらほっとかない。
患者に対する愛がひしひしと伝わってくる。
勘違いしちまいそうなほどだ。
手術が成功したのは先生と友人の御守りのお陰と思っているが、術後の辛い時期を乗り越えられたのは自信を持ってこの看護師さんのお陰と言い切れるほどメンタル面も含めて支えてくれた。
 
その他の看護師さん達も、
まず笑顔が絶えない。
そしてビシっと看護師してたかと思えば、緩んでるときはキャピキャピしてたりいい加減だったり(いい意味で)とギャップの激しさに驚かされることもしばしば。
普通の仕事と違うだけにそのメリハリっぷりに圧倒されるのかも知れない。
 
本当に色々お世話になりました。
有難うございました。
 
今の気持ちは、
一番尊敬できる職業は『看護師』だな。



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