T.B.S.F.(TBSF)管理人の本当のひとりごと/日記

ややこしい話しは厳禁、ラフに言いたい放題。
『家族』「料理」「キャンプ」「釣り」をこよなく愛する早期退職プー太郎オヤジのひとりごと(日記)。
※キャンプも釣りもコロナ禍で自粛中な為行けてません(涙
 インドアの趣味である料理ネタばかりだけど、
 それも悪くないと思い(諦め)始めた今日この頃、なんだかなぁ。。。
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コンパクトスモーカー 〜ポチった経緯の備忘録〜

過去にも書いたことがあったことだけど、
薫製を作る際に使うスモーカーはずっと自作だった。
そもそも薫製作りに興味を持ったのは、
20代前半に足の怪我から心膜炎になり入院したことがあったが、その際母親がお見舞いに買ってきてくれた1冊の本がきっかけだった。
当時スマホは勿論携帯電話なんて一般的では無かったので、入院するとTVか本か患者同士の雑談くらいしか楽しみは無かった。
故に時間はいくらでもあったもんだから、読み漁ったもんだ。
それがこの『燻製の本』(CBSソニー出版)。退院後はどうしても燻製を作りたかったが、当時は携帯電話どころかインターネットそのものが無かったころ(わかる人にはわかるだろうけど多分まだアーパネットだったかと)なので本で紹介されてるスモーカーはどこで買えるのか、調べる術が思い付かなかった。
身近に詳しい人もおらず皆目見当が付かなかったので、見様見真似でブリキ缶をアレンジしながら簡単な物を作って代用してた。
以来スモーカーはずっと自作。
 
半年くらい前だったか、何代目かは忘れたけど自作スモーカーが壊れたので試しに市販品を購入してみた。
生まれて初めての試みだったが、組み立て式のコンパクトなものの割にとても扱いやすい。
いや、使い易さ云々よりも美味しく出来る。
何かの間違いと思いきや、何度作っても旨い。
ぅ〜ん、自作との違いが分からん。。。
(詳細は、『コンパクトスモーカー』参照。)
 
そんな流れで進化した我が家の自家製燻製ではあるが、嬉しいやら悲しいやら。
(レベルアップしたことは嬉しいが、過去の自家製スモーカーが全て否定されたようで悲しかった。)
 
そう言えば友人から何度か自家製の薫製を頂いたことがあった。
奥さんは、
「売ってるやつみたい、なんでうちは上手く出来ないの?」
と、無邪気に言われて傷付いた。
確かにクオリティが全然違ったなぁ。。。
ところがその市販のスモーカーで作るようになってからは、奥さんは美味しいと言って食べている。
いったい今までのは何だったのか?
ぅ〜ん、しつこいけど自作スモーカーとの違いが分からん。。。
 
 
そんな訳で、ある程度自分なりにちゃんとした薫製も作れるようになったことだし、次は軽い気持ちでスモーキーな香り付けがすぐに出来るお手軽なものも欲しい。
香り付けの為に一々組み立てるのも面倒だし。
 
最初に買う気満々だったのはハンディ・タイプの電動式のもの。
だがポチろうとした時に、ふと思った。
確かにお手軽だけど自由が利かず感覚的な微調整が難しそうだなぁ。。。?
それにガッツリ煙で覆いたいが、色々な人のレビューを眺めてるとそこまでは難しそうな気がする。
そんなこんなと諸々思うところがあり、今ひとつ思い切れなくなった。
ならばそれこそ自作、というか安い鍋でも買ってきてそれを専用にしてみようか、などとも思ったりもした。
が、専用の鍋だと頻繁に使うわけでも無いのに無駄に収納スペースを取るからこれまた思い切れない。


何故専用にしたいかと言うと、
普段使ってる鍋で燻したら臭いやタールはなかなか落ちないし、再び元々の鍋として使えるまでに掃除するとなると、かなり面倒で結局お手軽では無くなるから。
専用であれば、終わった後は程々に洗って干して終わりに出来るから気を使わずに済む。



そんなこんなで結局市販品から探し始めることにした。
 
色々物色してみたけど、なかなかどのスモーカーもお手軽とまでには至らない。
(あくまで自分の考えるイメージ)
そこで後片付けは面倒でもせめて組み立ては不要でそのまますぐに使えるものに絞ることにした。
 
そしてコールマン、キャプテンスタッグ、キヤメロンズ、スノーピークをはじめ様々なメーカーから発売されているが、最終的に決めたのがこのスノーピークの『コンパクトスモーカー』。

 
遥か昔のことだが、
90年代の第一次キャンプ・ブームが下火になり近所のアウトドア専門店が軒並み店を畳み始めた中、このスモーカーが閉店セールで半額で売られているのを見つけた。
欲しくて仕方なかったが、小遣い事情から涙を飲んで見送った悔しい思い出が鮮明に残っている。
あれからおよそ20数年、昨日届いてやっとその思いを晴らすことが出来た。
 
今改めてこれを選んだ理由を整理すると、以下の通り。
 ・組み立て不要ですぐに使える。
 ・四角いので納まりが良い。
 ・密閉性が高い。
 ・グリルとしても使える。
 ・火消しツボとしても使えそう(?)。
 
密閉性が高くグリルとして使えるのなら火消しツボとしても使えるだろう。
そしてキャンプへ行く際は道具一式をトランク・カーゴへ詰めて持って行くが、今使用中の火消しツボは円筒形なので収まりが悪くストレスを感じていた。
これは四角いので納まりが良さそう。
組み立て不要で納まりも良く、グリルにもなり火消しツボとしても使える!
コンパクトとは言えないけど手軽に使えて燻製以外にも使えるなら、もーコレっきゃねっしょ!!
と言った流れで新しく我が家に加わった。
 
キャンプで使うことも考慮はしたが、現時点では主に使うのはあくまで自宅のつもり。
故に先日新たにタラスブルバのテントとユニフレームの薪グリルsoloを購入した時にしばらくキャンプ用品は買わないと誓ったが、ギリセーフってことで。。。(汗



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