T.B.S.F.(TBSF)管理人の本当のひとりごと/日記

ややこしい話しは厳禁、ラフに言いたい放題。
『家族』「料理」「キャンプ」「釣り」をこよなく愛する早期退職プー太郎オヤジのひとりごと(日記)。
※キャンプも釣りもコロナ禍で自粛中な為行けてません(涙
 インドアの趣味である料理ネタばかりだけど、
 それも悪くないと思い(諦め)始めた今日この頃、なんだかなぁ。。。
◆『カテゴリー』の「日記」をポチると「ある日の~」以外が表示されます。

たかが塩、されど塩、ひんぎゃの塩

ある友人から、
「勿体ぶってんじゃねーよ!!」と、言われたので書くことにした。
 
先週の木曜の日記(コロナ事情を鑑みて浅草行きを中止したら発見出来たこと)に書いた、浅草のお店にお願いしてたものとは。。。
塩!!
それも『ひんぎゃの塩』という代物。
たかが塩、されど塩ではあるが、過去に何度か日記に書いたとおり塩には少々こだわりがある。この塩が気になり出すこと数年、
いつでも買えると思いつつ買いそびれてると、TVで放送されて以来買えなくなってしまって一気に興ざめ。
しばらく買う気を失せたままになっていたが、最近ふと思い立ち入荷したら教えて頂くようお願いしてた。
先日書いた通り結局浅草まで受取りに行くのはやめてネットで購入したが、木曜に注文して翌金曜には届いたので週末は色々試して見た。
 
 
その製法ばかりが注目される『ひんぎゃの塩』だが、ここでは味についてあくまで個人的な感想を書いてみた。
 
・そまま
まずはそのまま頂いてみた。
塩は粒が大きいと細かいものより解けるのが遅い為塩味がまろやかに感じるのが普通なのに、この塩の結晶はやや粗めだが口に入れてガリガリと噛みしめながら味わっても強い塩味は感じない。
全く角も無く驚くほどまろやかで、とても上品な塩味。
微かにえぐみというか渋みのようなものを感じるけど、イヤでは無い。
微かな甘みもイイ感じ。
この塩をつまみに一杯やれそう。
塩には無頓着で塩化ナトリウムしか知らない人のほうが圧倒的に多いと勝手に思ってるけど、そんな人達がTVをきっかけにこの塩を頂いたらそのまろやかさにかなり驚くくらい違いがはっきり分かるように思う。

 
・揚げ物
揚げ物の皿には色々乗ってるが、今回試したのはエビフライと唐揚げ。
どちらもヤバイ!!
揚げ物は国内産の塩が合うように感じてるけど、知ってる塩の中でもこの塩との相性はトップクラス、すこぶる まいう~♪
悪いとこはほぼ無し、見事に旨さが急上昇。
我が家の揚げ物はこの塩で決まり!!
天ぷらでも試して見たい。

 
・刺身
今回試したのは脂の乗ったサーモンのハラス。
なんともいえず上品でさっぱりまろやか。
コクのある醤油もうまいが、脂の乗ったハラスの刺身があっさり美味しく頂ける。
他の刺身でも試して見たい。
マグロの赤身でも旨そうだけど、どちらかと言うと脂の乗った白身魚に合いそう。
マルドンのシーソルトは鮨に合うけど、この塩でも試して見たい。

 
・馬刺し
同じ刺身でも肉系はどうなのか?
いつもであれば馬刺しはニンニクをたっぷり乗せてちょっと甘めの醤油で頂くと最高、大好物!!
故に今の今まで塩で頂いてみようなどと思ったことは無かったが、
さてさて、頂いてみると。。。
ぅ~ん、これはこれでアリではあるし、肉の旨味もしっかり伝わってくる。
高級な馬刺しで頂けばその個性を損なわず、美味しく頂けそうだ。
悪くないんだけど、、、
『ひんぎゃの塩』云々では無く、やっぱ塩よりもニンニク醤油かな。
と言ってしまうと、元も子もないけど。。。
刺身では無いが良い牛ステーキを超レアに焼いてこの塩を1つまみ乗せて頂いたら、おそらくだけど旨さや甘みが増して、、、
なんてことを想像しただけでも旨そ~!!

 
・アボカド
気分でワサビ醤油だったりオリーブオイル+塩のどちらかで頂くけど、これだと塩のみでもありかな。
さっぱり頂きたい時は、オリーブオイル無しでこの塩のみも悪くない。
アボカドの甘みが引き立ち、本来の味が楽しめる。
サラダを塩とオリーブオイルで頂く時に使う塩は、地中海マルタのフレーク海塩のブルーポットやカマルグのフルールドセルが好きだけど、この塩も悪く無さそう。
野菜スティックをこの塩のみで頂くってのもありだと思う。

 
・トマト
イイなぁ。。。
真夏にキンキンに冷やしたトマトを塩で頂くと最高に旨いけど、これで頂いてみたい。
旨味、甘味、酸っぱさがやや濃く感じるけど、とても自然で旨い。
この夏はこの塩で冷やしトマトだな!!

 
・カシューナッツ(無塩)
相性抜群、まろやかで甘くなる。
これは病み付き!!
きっと無塩のアーモンドやピーナッツにも合うような気がする。

 
・鶏もものステーキ
ステーキは粟国の塩、海の精、ゲランドの塩などで頂くことが多いけど、これもヤバイな。
上記の塩は、塩そのものの旨味と合わさって独特の旨さを醸し出す。
対してこの塩は肉の味がそのま味わえるようなクセの無さで、肉料理が上品に味わえるように思う。
良い肉が手に入った時は是非ともこの塩で頂きたい。

 
・豚タン(タン元)
鶏もものステーキと同じような感じではあるが、表現が難しい。
なんだろう、何故か塩としてのインパクトにやや欠けてるように感じてしまう。
脂の乗ったタン元がそのままズドンと来る感じ。
良く言えばやはりタン元そのものの味が生きてるということなのかも知れないけど。。。
だがレモンと一緒に頂くと刺激も加わり重たいタン元がとてもさっぱりするせいか、この塩が更に旨さを引き出してくれて旨い。
そもそもこの塩は角張った塩気ではなくまろやかで上品なんだけど、レモンと合わさることで更にやや柔らかみを帯びた塩味に変わり優しく変化するように感じた。
普通のタンの方がこの塩の良さが生きてくるような気もするので、是非試して見たい。

 
 
週末に試したのは以上かな。
お気に入りでリピート必須の塩はいくつかあるけど、この塩はまろやかで甘くてクセが無く素材の味を殺さないのでその仲間入りをさせたくなる塩。
特に素材の味を殺さない(邪魔しない)と言った点に関しては、個人的にはトップクラス。
 
揚げ物やナッツを頂いたら現時点では他の塩よりも断然旨く感じる!
感じ方の個人差はあれど誤解を恐れず言うと、決して万能とは言い難い塩でもあるが、それらの為だけにこの塩を揃える価値はあると個人的には思う!!
 
それから今回は間に合わなかったけど、是非おにぎりにして食べてみたい。
おそらく旨い米で頂いたらその個性を上手く引き出してくれて、旨味や甘みが増してとても美味しく頂けるような気がする。
楽しみだ。
あ、この塩で枝豆食ったら、たまんなそ~!
早く食ってみてぇ。。。
スイカにも合いそうだな。
 
とかとか、色々試したくなる塩である事も間違いない!!



コメントを残す