T.B.S.F.(TBSF)管理人の本当のひとりごと/日記

ややこしい話しは厳禁、ラフに言いたい放題。
『家族』「料理」「キャンプ」「釣り」をこよなく愛する早期退職プー太郎オヤジのひとりごと(日記)。
※キャンプも釣りもコロナ禍で自粛中な為行けてません(涙
 インドアの趣味である料理ネタばかりだけど、
 それも悪くないと思い(諦め)始めた今日この頃、なんだかなぁ。。。
◆『カテゴリー』の「日記」をポチると「ある日の~」以外が表示されます。

退院して早々秋に備えてNANGAのシェラフを用意した

先週の金曜日は念願の退院。
と言っても歩き回れるわけでは無いし、痛みもバリバリ残ってる。
どーせ寝たきりなんだから、病室でも自宅でも同じでしょ!?
などと屁理屈かまして退院にこぎ着けた。
骨には異常無かったし幸い自宅は近いし何かあってもすぐに来れるので特別許可します!
とのことだったが、
自宅だと動くだろうからもう少し入院してなさいと言うのが奥さんの言い分。
ごもっとも!
奥さんはいつも冷静に正しいことを言う。
でも退院した。
 
 
7月中にもう1回キャンプへ行く気満々だったが、そんな訳で流れた。
ファミキャンの頃は夏休みの8月がメインだっけど、ソロになってからは真夏と真冬のキャンプはお休み。
故に次回は9月からなので、秋に備えて準備をしておく必要がある。
 
キャンプは晩秋くらいまでだが真冬は釣りの時に車中泊することはあった。
その際はどちらにしても(キャンプにしても車中泊にしても)手持ちの装備で凌いできたので特に秋から冬に掛けての装備は意識したことは無い。
だが昨年の秋のキャンプで死にそうな思いをした時に羽毛のマミー型のシェラフの必要性を肌で感じた。
死ぬかと思ったソロキャンプ in 成田ゆめ牧場
そこで入院中に秋に向けたシェラフについて色々調べた結果、NANGA(ナンガ)のシェラフに決定。
退院したその日に早速「オーロラライト450DX」をポチった。
ポチったのは金曜の午後なのに翌土曜の午前中には届いた、コロナでお届け物急増の中すごいなぁ。
さすが、クロネコヤマトの宅急便♪だ。
 
だだ、
おっ!と思ってポチると金額に関係無くワクワクするが、必要に迫られたここまでの出費は胸が痛い。
身の安全を守る為だし安心料かな。
これ以外に今考えてるのは羽毛のインナーパンツ。
 
あと何年もこんなことしてられないというのに、お金掛かるなぁ。。。

以下、備忘録

このシェラフにたどり着くまでの経緯の備忘録をメモとして残しておこうかな。
かなり長くなってしまったが。。。
 
色々調べてみると、
メーカーは安心の日本メーカー、モンベル、イスカ、ナンガに絞られた。最終的には防水性に定評があり国内生産でシェラフカバーが不要なラインナップが用意されてる上になんといっても永久保証のナンガに決定!次はナンガと言っても色々あるのでどれを選んだらいいのか、納得できるまで調べてみた。
 
まずは自分のキャンプスタイルではどこまでの寒さに耐えられる機能が必要か。
基本ナンガは登山用ではあるが、昨年の悪夢を考えたら念の為登山用くらいの機能があるに越したことはない(何を持ってして登山用なのかは分かってないので、漠然とだが)。
だが、使われてる素材とダウンの組み合わせによって快適使用温度が微妙に変わってくるらしい。
そこで、まずは素材とダウンを決めることにした。
 
素材はやはりシェラフカバーが不要なオーロラもしくはオーロラライトだな。
お値段は少々お高めだけど、どうせなら昨年(だったかな?)発表されたオーロラと同じ完全防水なのに更に軽いオーロラライトに決めた。
オーロラとはゴアテックスの進化版のような物らしく、一言で言えば完全防水と透湿性を併せ持った素材とのこと。
オーロラライトはオーロラの機能はそのままで薄く作られている為、よりコンパクトにまとめることが出来る。
結露や湿気に弱いダウンを守ってくれる革命的な素材らしい。
機能が同じであれば車が前提なので多少嵩張っても安めなオーロラでもいいかな、とも思ったが、、、
近頃『どうせ車だし』ってのが積もり積もってそこそこ大変なことになっているので、今更ではあるがコンパクトになるに越したことはないといったことでオーロラライトに行き着いた。
 
また、この素材はシェラフカバーが不要である為レイヤリングで考えたら、これだけで完全防水である為外側のアウターレイヤー+保温のミドルレイヤーとしての機能を果たす。
故に昨年の体験から1秒でも早く温まりたい状況においては寒さに耐えながらシェラフカバーまで用意する手間を省けるオーロラ(もしくはオーロラライト )の意味は自分にとってはとても大きい。
後は保温+吸汗を考えたベースレイヤー(これが1番重要だと考えている)を揃えればかなり頑張れそうだ。
(レイヤリングなどと言ったら大袈裟だけど、昨年死にそうになってからというもの、たかだか関東のキャンプ場のキャンプがメインだというのに寒さ対策に対しては神経質に考えるようになってしまった。)
そこまでやっても寒ければ、インナーシェラフやダウンのアンダーなどでレイヤリングすることで保温性を更に高める事が出来る。
 
 
次は中のダウン。
ナンガには、

◆ハンガリー産シルバーグース
 [930フィルパワー]
◆SPDX/ポーリッシュグースダウン
 (ポーランド産のホワイトグース)
 [860フィルパワー]
◆DX/スパニッシュダックダウン
 (ヨーロッパ産のホワイトダッグダウン)
 [760フィルパワー]
◆UDD
 (DXのダウンそのものに超撥水加工したもの)
 [770フィルパワー]

とラインナップされてるようだ。
目を引いたのはUDD。
だけど、防水透湿性にも優れていて評価はそれなりに高いようではあるけど現時点では表の素材が防水では無いため別途シェラフカバーが必要になるはずなので、没。
その他は防水では無い普通のダウンで、それぞれふくらみ具合(フィルパワー)が異なり同じ圧力でもより膨らんでる方(フィルパワーの値が大きい方)が空気の量が多くて保温効果が高い。
素人なので考え方が正しいか否かは不明だが、値が小さい方がコンパクトになるような気がするのでDXに決めた。
他より安いし。
(WILD-1別注はSTDと表記されてたが、これはナンガ純正(?)には無いらしい。ちなみに650フィルパワーなのに何故か高めの値段設定なのは不思議。)
 
素材とダウンが決まったところでいよいよ快適温度から絞り込む。
目安としては以下のようになっているようだ。

◆オーロラライト900DX
 冬山登山
 快適使用温度/下限温度:-10℃ / -19℃
◆オーロラライト750DX
 夏山高所登山〜雪無しの冬山登山
 快適使用温度/下限温度:-8℃ / -16℃
◆オーロラライト600DX
 夏山高所登山〜雪無しの冬山登山
 快適使用温度/下限温度:-4℃ / -11℃
◆オーロラライト450DX
 夏山登山
 夏山高所登山〜雪無しの冬山登山
 快適使用温度/下限温度:0℃ / -5℃
◆オーロラライト350DX
 夏山登山
 快適使用温度/下限温度:5℃ / 0℃

うーん、いまいちピンと来ない。
そこで場所的に昨年死にそうになった千葉県成田市と釣り絡みで今後も行くであろう茨城県つくば市の平均気温を調べてみた。
するとどちらも0度を下回るのは12月下旬から1月、2月まで。
当初は漠然と350DXを考えていた。
だが、快適使用温度が5℃では心許無い。
450DXであれば快適使用温度は0℃だし下限温度は-5℃なので、レイヤリングの考え方を用いれば理論上は問題無い。
600DX以上はオーバースペックなので、結果450DXに決めた。
 
そんな流れで「オーロラライト450DX」に行き着いた。
ちなみにこのモデルはナンガのフラッグシップモデルとのことなので、安心出来る。
ちょっと長くなったけど、高い買い物だったので備忘録として残しておくことにした。



コメントを残す